多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

仙丈ヶ岳

2019年07月28日 | 登山(百名山)
7月26日、27日の2日間、なんちゃってメンバーの4名で南アルプス仙丈ヶ岳へ。25日の夜高速を走り、午前4時仙流荘の駐車場に到着。南アルプス林道バスの受付開始の5時30分には長蛇の列。チケットを買って6時出発。女性の運転手さんの丁寧な案内を聞きながら、約1時間で北沢峠到着。
 

7:00北沢峠出発、風が通り抜けて涼しい。樹木の中は太陽の光が差し込んで幻想的。
 

なだらかに登っていく。2合目、4合目と過ぎ、だいたい5合目が馬の背との分岐、大滝頭。小仙丈岳方面に行く人が多く、馬の背に向かうルートに入ると登山者も減って、とても静か。
 

馬の背まではトラバースのゆるやかな登りで小さな沢をいくつか渡る。
 

お花がたくさん咲いている。藪沢小屋にはトイレがある。
 

イワカガミやしゃくなげなどがたくさん咲いている。
 

11:00本日のお宿、馬の背ヒュッテ到着。昼食をすませ重い荷物を預かってもらって、頂上に向かう。頂上と仙丈小屋が見えてからの登りがきつかった。イワカガミのお花畑に癒やされながら、少しづつ高度を上げる。
 

12:00仙丈小屋到着。ガスが少し抜けて、頂上がきれいに見えている。
 

仙丈小屋からしばらく急な登り、尾根筋にでるとあと一息。高度があがって空気が薄くてしんどい。10歩行っては休みを繰りかえす。
 

13:00仙丈ヶ岳頂上着。冷たい風が吹き抜ける、ガスがたまに抜けて稜線が見渡せる。ゆっくり写真をとって下山。
   

仙丈小屋の下で雷鳥の親子に出会った。お母さんと子どもは4匹、かわいらしい姿に元気が出た。
 

14:30馬の背ヒュッテ到着。15:30ビールで乾杯した後、早速自炊の夕食にとりかかる。食堂を使わせていただけたのでありがたかったし、売店には日本酒の飲み比べセットまであった!!今日の夕食は棒ラーメンとドライカレー、生ビールまで飲んでお腹いっぱい!
  

午後5時、一瞬ガスが抜けて甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳頂上が見えた。小屋の3階の寝室からが一番良く見える。
 

馬の背ヒュッテはとても清潔で静かでおしゃれな小屋でした。トイレと洗面は外にあるけど、そう不便を感じない。
 

5:30就寝。夜中に恐ろしいくらいの雨と風。朝には雨がやんだけど、残念ながら日の出は雲でかくれて見えなかった、でも青空がのぞく。
 

朝食をゆっくりとって6:30下山開始。甲斐駒ヶ岳や鋸岳を見渡しながら、山腹をトラバースしていく。沢渡りもだんだん慣れてきた。
   

7:30分岐の大滝頭に到着。その後4合目、2合目と順調に下り、9:00雨が降ってくる前に北沢峠に降りた。
 

北沢峠にはトイレや屋根のあるバス停がある。トイレのそばには靴洗い場があって助かった。
  

北沢峠のクリンソウは満開でした。
 

10時発のバスの出発時間まで時間があるので、こもれび山荘でコーヒーをいただく。こちらもとれもおしゃれできれいな小屋です。
 

11:00仙流荘着。仙流荘で温泉に入って汗を流し、高遠にあるそば屋さん「壱刻」へ。鴨そばをいただきました、鴨がやわらかくておいしかった。
 

伊那にあるスーパーツルヤでたくさん!(約1時間半)お買い物をして、帰途についた。新名神、宝塚サービスエリアのかむくらでラーメンとぎょうざをがっつり食べて補給は十分、午後10時自宅に到着しました。
 

今回はなんちゃって軍団には最高所の3033mに挑戦した。特に登りが空気が薄くてきつかったー、高山病の症状はみんなあり、頂上まで5時間半くらい、ゆっくり登山でしたがおかげでみんなで登頂できました。仙丈小屋の下で2回も雷鳥に出会って、癒やされて励ましてもらった。けっこう涼しくて登りやすかったのと、奇跡的に雨にもあわず、運も良かったかな。また来年もみんなで来よう!お疲れ様です。

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2 コメント

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Unknown (ぎー)
2019-07-30 11:32:23
山小屋の敷き詰められた布団にビックリ!(@_@)
もしかして…雑魚寝?
(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)
私には無理やな(*゚∀゚)
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はははー (mi)
2019-08-03 07:28:29
もちろんそうだよー(笑)トイレと洗面は外だし。でも人も多くなかったし快適だったー。11時間くらい爆睡した。足踏まれてた人はいたみたいだけど(笑)ひどい時は狭い1枚の布団に2人とかあるからねー。日常便利なことに感謝です。ぎーやんとは絶対温泉旅館だから大丈夫だよー(笑)
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