多可町の山と自然

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沼津~原~吉原 東海道五十三次ウォーク(7日目)

2016年03月24日 | ウォーク 東海道五十三次
3月13日 三回目の東海道五十三次ウォークへ。前日から夜通し東名高速をひた走る。7:00JR沼津駅
を出発。沼津駅を海側に南下すると沼津宿です。都会は道が分かりにくい、地元のおじさんに教えてもらう。
 

清水本陣跡を過ぎると県道163号線に合流し、ひたすらまっすぐ進みます。県道163号線は全くおもしろ
くもない道で、途中から駿河湾沿いの自転車・歩行者専用道を進みました。海岸沿いの気持ちのいい道です。
浜辺には石で描いた富士山の絵や流木アートもありました。
 

きれいに湾曲した駿河湾を眺めながら、右手には富士山もひょっこり顔を見せてくれます。よく見るととても
大きな火口(宝永第一火口)がよく分かります。
 

「駿河に過ぎたるものがふたつあり。富士のお山と原の白隠」と言われた名贈「白隠」ゆかりのお寺「松蔭寺」。
原宿周辺には白隠禅師誕生地碑やお寺などが密集している。
  

原宿に到着。原宿本陣跡、一里塚跡と続きます。
 

東海道を少し海側に入り、高潮もこの石を越えなかったという要石神社にお参りしました。駿河湾の松林のそば
には早咲のサクラも咲いています。ずっと続く松林は地元の方によって植林が続けられ、守られていました。
JR東田子の浦駅を通過。百人一首(万葉集)で歌に詠まれた田子の浦とはこのあたりのようです。
  

西田中地区?の悟空の交通安全看板!なかなかのできばえです。吉原宿あたりで「富士山へ0からの挑戦」の看板
を発見。富士登山を標高0㍍から挑戦したい方はぜひここから!
 

もうお昼もとっくにまわっている。が…吉原宿あたりではなかなか食事処が見つからない。周りはパルプ工場地帯。
東海道を離れ、幹線道路に出てやっと食事にありつけた。和風レストラン天神屋で穴子と海老の上天丼。


このあたりは住宅街の隙間から普通に富士山が見える。富士山を見慣れない関西人にとっては不思議な光景です。


左富士神社と名勝左富士名残の松が残っている。現在は家があって富士山はあまり見えない。
 

左富士から少し行くと「平塚越碑」。1180年源平富士川の合戦の際、ここに陣をはった平家は水鳥の
羽音を源氏の襲来と間違って西へ逃げてしまったという逸話が残っている。


パルプ工場と富士山の風景は富士市ならでは。平塚越え橋を渡り進むと商店街に入っていく。岳南鉄道の
吉原本町駅を過ぎる。このあたりは道が分かりにくいので地図を見ながら慎重に進む。


直線道路に入ったら青嶋八幡宮神社がある。なかなか近代的な造りの神社。その後幹線道路に出てケンタ
ッキーで休憩。そろそろ疲れて足が痛くなってきた。


潤井川にかかる三度橋(大阪の三度飛脚の願いでかけられた橋、現在は富安橋)を渡るとブロック塀の中
に祝の塞神があります。なかなかユーモラスな大きい道祖神様。


16:00本日の終点、JR富士駅に到着。東海道の宿で言えば吉原と蒲原のちょうど間くらいになります。
付近には王子製紙の工場などがあります。今日はスーパーホテルJR富士駅前に泊まりました。駅より南側
にあるので東海道からは少し離れていますが、安くて快適な宿でした。本日の歩行距離約23キロ。

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