多可町の山と自然

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吉原~蒲原~由比~興津~江尻 東海道五十三次ウォーク(8日目)

2016年03月24日 | ウォーク 東海道五十三次
3月14日(月)8:30今日は朝から冷たい雨、カッパに傘の重装備で出発。JR富士駅を抜けて東海道に
合流。道祖神、常夜燈などを道しるべに進む。
 

富士川の手前にあるのは水神社で水難の守り神。境内には常夜燈、富士川渡船場跡碑がある。
  

富士川橋を渡る。雨風が強く、水量もものすごく多い。昔の渡船は本当に大変だったろうなー。
 

富士川を渡ると川沿いではなく旧道沿いに入っていく。常夜燈がたくさんあるのでいい目印になる。岩淵の
一里塚は日本橋から三十七里目。両塚が現存しており、立派な樹が立っている。


東海道新幹線の下をくぐる。あなぐらに入っていくみたいで楽しい。
 

光蓮寺はとてもきれいに手入れされたお寺で、きれいな花が水に浮かんでいました。
 

蒲原の一里塚、日本橋から三十八里目。東木戸跡には1831年建立の常夜燈がありました。
 

JR新蒲原駅に立ち寄りトイレをお借りしました。トイレはコンビニと駅以外はほどんど見つからないので
本当に助かります。しかも幹線道路を通らない東海道沿いではコンビニもなかなか見つけられない。
 

JR新蒲原駅周辺の旧道は古い町並みが残っています。史跡なども多くゆっくり見てまわりたいところです。
 

12:30由比本陣跡に到着。東海道広重美術館がありましたが、月曜日は残念ながら休館日でした。


代わりに由比宿交流館・おもしろ宿場館で「赤富士丼」1080円をいただきました。桜えびの刺身とから
あげがふんだんにのっています。文句なしにおいしいです。ずぶ濡れで入ったけど、快く迎えて下さって
本当にありがたかった。やじさんきたさんも励ましてくれているようです。
 

由比桜えび通りを抜けるとJR由比駅です。東海道を歩いておられるおじさんと再び会う。おじさんは地図
がぬれてしまって開かないそう、ここから一緒に薩埵峠(さったとうげ)を越えることになりました。東海
道ウォークではすれ違う人はあっても、同じ方向で一緒になる人は少ない。旅は道連れ、これもご縁ですね。


由比駅から約2㎞ほど旧道を進んで、一里塚跡を過ぎると薩埵峠へ向かう急な登りに入ります。「えー!これ
登るのー!」と思わず叫んでしまいましたが、急なところはごくわずかで、ミカン畑を抜けていきます。
 

登り切ったところが薩埵峠駐車場でトイレもある。駐車場横の遊歩道を少し進めば薩埵峠。天気が良ければ
東名高速と駿河湾、富士山の景色が広がったはずだけど、残念~。
  

薩埵峠から下り、U字にぐるっとまわって興津川橋を渡る。道連れのおじさまは興津(おきつ)にある駿河健康
ランドに泊まられるそう、ここでお別れです。日本橋から一気に袋井まで(東海道の約半分)いかれるそうです。
気をつけて行って下さい。JR興津駅を過ぎると興津本陣跡がある。


興津から江尻までのラスト5㎞がきつかったー。雨も強くなり、ひたすら進む。15:30本日の終点JR清水
駅にやっと到着。最後は史跡を見る余裕が全然なかった…。


本日の歩行距離約22㎞、薩埵峠越えなど少しアップダウンのある道のり。雨も一日降り続いた。体が冷えて
寒い。今日はJR清水駅から沼津駅まで電車で戻り、車で御殿場へ。御殿場高原ホテルに泊まります。温泉が
あってとてもあったまってリラックスできました。午後10時には就寝zzz…。

今回は2日間で沼津から、原、吉原(よしわら)、蒲原(かんばら)、由比、興津(おきつ)、江尻と進みま
した。富士山に一番近づき、また名残惜しく遠ざかっていくコースでした。日本橋からは160キロくらいで
しょうか。次回は静岡県の後半です。

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