気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

卒業

2013-07-29 23:29:46 | 日記

教習所の卒検、無事に終了しました。
あとは本免学科試験を残すのみ。
なんとかここまで来れました。\( ^o^ )/

いやはや、いろいろあって私的にはとても大変でしたが
一番大きかったのは「出来ない事に対する向き合い方」でした。

仮免前と、路上の高速までが一番きつかった。
もともと不器用だから出来ない事が多くて
それでも次々にやる事が増えて、頭がパニック寸前で
余裕がなくなり、自信もなくなり、複数実習がとても苦手だった。
一人だけ「大丈夫?」と言われるような運転だったから。(;^_^A アセアセ・・・

その時の指導の先生がその後も続き、苦手意識がさらに増していった。
でも逆に「これは苦手意識を無くせ」って事かなとも思った。
苦手だと思って心が逃げると、逃げちゃダメと現実が追ってくる。(笑)

なんで苦手なのかと考えたら「上手く出来ない自分」が恥ずかしいから。
やっぱり比べていたんだよね、出来る他の人達と出来ない自分を。
「大丈夫なんだろうか…」という目で後ろから見られているようで
同乗者に申し訳ないやら、情けないやらで、凄く緊張して運転してた。

でも「出来ないのは当たり前じゃん、だからここにいるんだよ」と思えるようになった。
人と比べるのではなくて、出来ない自分と比べたら
昨日よりは、今日出来ている自分が確実に居る。
それって私なりに進歩しているんだ、自分のペースでやればいいんだと解った。
人がなんと思おうともどうでもいい事で、私の未熟さは動かぬ事実だし、
意外と人はあまり気にしてはいないものなのかもなと思った。

出来ない事の多くは「よくわからないままやってる」のが原因で、わからないから焦る。

トンネルで前照灯を付けようとしたらハンドルが曲がって危なかった。
「スイッチを見ないで、前を向いて点けてください」と言われたけど
モタモタして点けられない。
そのうちトンネルが苦手になった。
「どうしよう、もうすぐトンネルだけど、またモタモタするよ…」と思うとやっぱり出来ない。
そんな状況下で、いきなり高速道路の複数実習となった。

物凄いスピードで点灯をやんなきゃいけないと思うと、尚更焦った。
でもやり方をもう一度聞いて、何度かやってたら出来るようになった。
何てことない、回し方が逆だった。_| ̄|○ガクッ

こんな感じで、少しずつコツを覚えてドタバタを繰り返し経験しながら
出来るようになる事が増えて行くと、進歩してるじゃんと思えてきた。
苦手意識を無くす。心で逃げない。
これを徹底してやってたら、少し楽になった。
心に余裕を持って運転できるようになり、技術がグンと成長した感じがした。
「ひとつ壁を越えたな」と実感した。

仮免、本免、両方ともあったから、多分この「壁越え」は重要だったと思う。
今後も、いろんな面で使えるなと思った。

卒業時に担当指導員から貰った言葉も
「自主的に頑張られた成果だと思います」と書いてあった。
凄く嬉しかった。

卒検でも、スピード越えして「ありゃ!不味い!」と慌てて減速したけど
もしかしたらもう駄目かなと一瞬思った。
スピード超過はマイナスが大きいと聞いていたから。
でも最後まで諦めないでやったら、またなんとか合格できたよ。
なんかいろんなところから「後押し」してもらっているような気がした。
とにかく無事になんとか卒業できて良かったです。

一週間、夏休みを兼ねて勉強してから、本科の試験に臨もうと思います。^^

そうそう、場内での「縦列」か「方向変換」を選ぶ場面で
私が抽選する役目になったのだけど
前日から「方向変換」がきそうな予感がしてたのね。
流れ的にもこっちでしょうと思ったし、縦列よりもやりやすいから。
幅寄せが出来るのでこっちがいいなと思って抽選したら
やっぱり「方向変換」が来ました。(笑)
今回は全員が合格できて、それもまた嬉しかったです。

コメント (2)
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