こんにちは!
復興に向けて動き始めたエーコです!
まずは今朝の続きをどうぞ!
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日本一の炭酸泉『長湯温泉』。
炭酸ばかりが湧いてる訳ではないようです。
先輩が入った御前湯での地元の方との会話がとても面白かったのでご紹介します。
1階は内湯と露天風呂、冷泉とサウナがありますが、少しヌル目の露天風呂に目を閉じて長時間漬かっているのが先輩流だそうです。

この日は珍しく露天風呂が空いてたので思い切り足を伸ばして寝姿になると、いつものごとく目を閉じて眠るでもなくボンヤリし始めた先輩。
そんな一人きりの時間が大人気の御前湯で長く続くわけもなく、すぐに数人のお爺さんが入ってきました。
それでも先輩は目を閉じたまま寝たふりを決め込み、聞くとはなしにご老人たちの会話に耳を傾けたそうです。
老人A「こないだんの地震は凄かったのぉ~!」
老人B「おぅ、あげー揺れたんは初めてや!わしン家なんか、川の反対側の竹やぶよりも揺れよったが!」
『おいおい、そりゃ無いだろ!』思わず心の中で突っ込みを入れる先輩。
老人C「そうじゃろうそうじゃろう。わしもそこの丸山を見よったけんど、一番酷ぃ時には山が横に3こ並んで見えたけんのぅ~。」
『どんだけ揺れたんだよ!』突っ込まずには居られない先輩。
やはり長湯のドンキホーテの血が疼くようです。
この会話に入らないのはプライドが許さなかったのだとか。
おもむろに目を開けて伸びをすると老人達の会話にさりげなく入り込む先輩。
「先日の地震は大変でしたね~?」
タオルで顔を拭いながら話しかけます。
老人C「そぉりゃ凄ぇなんち言うもんや無ぇで!」
老人A「たった今こそそん話をしよった所や!」
老人B「あんた、どこんし?(どこの人?)」
先輩「あ、大分市内です。」
老人A「大分の方も揺れたかえ?」
先輩「え?あ~、そりゃ物凄く揺れましたよ!」
殊更強調して地震仲間として認めてもらおうとする先輩。
老人C「どんくらい凄かったんかえ?」
先輩『来た~!これは挑戦状だ!大分市民代表としてこの爺たちに負ける訳にはいかん!!』
先輩「そーですねぇ。犬が尻尾振るくらい家が揺れましたよ~!」
『どうだ!大法螺なら負けはしないぜ!』
勝ち誇った気持ちで一杯の先輩。
老人達「・・・・・」
老人B「どうげぇして家がそげー揺れるかえ?!大分んしはホゲんじょうじゃ!」
老人A「こりゃ付き合いきれんわい。」
老人C「この湯も温りぃけど大分んしの話もぬりぃ~わい。内湯に入り直しや。」
そう言うと老人達は一斉に立ち上がり、呆気にとられる先輩を残して内湯の方へと行ってしまったそうです。
一人露天風呂に残された先輩。
「さ、寒い・・・。お湯に漬かってるのに、寒い!」
長湯のご老人たちに撃沈され湯船に沈んでゆく先輩でした。
その後この話をしてくれた先輩がこう締めくくりました。
「ここの人たちは地震さえもネタにしてやがる。復興どころか被災すらして無ぇ!!」
「でも良かったですね、長湯が元気で。」
「俺の心の被災を何とかしろ~!!」
「やれやれ、今日も長湯は平和です。」
ドンキホーテへの道のりはまだまだ遠い先輩でした。(o ̄∀ ̄)ゞウヒャヒャ
復興に向けて動き始めたエーコです!
まずは今朝の続きをどうぞ!
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日本一の炭酸泉『長湯温泉』。
炭酸ばかりが湧いてる訳ではないようです。
先輩が入った御前湯での地元の方との会話がとても面白かったのでご紹介します。
1階は内湯と露天風呂、冷泉とサウナがありますが、少しヌル目の露天風呂に目を閉じて長時間漬かっているのが先輩流だそうです。

この日は珍しく露天風呂が空いてたので思い切り足を伸ばして寝姿になると、いつものごとく目を閉じて眠るでもなくボンヤリし始めた先輩。
そんな一人きりの時間が大人気の御前湯で長く続くわけもなく、すぐに数人のお爺さんが入ってきました。
それでも先輩は目を閉じたまま寝たふりを決め込み、聞くとはなしにご老人たちの会話に耳を傾けたそうです。
老人A「こないだんの地震は凄かったのぉ~!」
老人B「おぅ、あげー揺れたんは初めてや!わしン家なんか、川の反対側の竹やぶよりも揺れよったが!」
『おいおい、そりゃ無いだろ!』思わず心の中で突っ込みを入れる先輩。
老人C「そうじゃろうそうじゃろう。わしもそこの丸山を見よったけんど、一番酷ぃ時には山が横に3こ並んで見えたけんのぅ~。」
『どんだけ揺れたんだよ!』突っ込まずには居られない先輩。
やはり長湯のドンキホーテの血が疼くようです。
この会話に入らないのはプライドが許さなかったのだとか。
おもむろに目を開けて伸びをすると老人達の会話にさりげなく入り込む先輩。
「先日の地震は大変でしたね~?」
タオルで顔を拭いながら話しかけます。
老人C「そぉりゃ凄ぇなんち言うもんや無ぇで!」
老人A「たった今こそそん話をしよった所や!」
老人B「あんた、どこんし?(どこの人?)」
先輩「あ、大分市内です。」
老人A「大分の方も揺れたかえ?」
先輩「え?あ~、そりゃ物凄く揺れましたよ!」
殊更強調して地震仲間として認めてもらおうとする先輩。
老人C「どんくらい凄かったんかえ?」
先輩『来た~!これは挑戦状だ!大分市民代表としてこの爺たちに負ける訳にはいかん!!』
先輩「そーですねぇ。犬が尻尾振るくらい家が揺れましたよ~!」
『どうだ!大法螺なら負けはしないぜ!』
勝ち誇った気持ちで一杯の先輩。
老人達「・・・・・」
老人B「どうげぇして家がそげー揺れるかえ?!大分んしはホゲんじょうじゃ!」
老人A「こりゃ付き合いきれんわい。」
老人C「この湯も温りぃけど大分んしの話もぬりぃ~わい。内湯に入り直しや。」
そう言うと老人達は一斉に立ち上がり、呆気にとられる先輩を残して内湯の方へと行ってしまったそうです。
一人露天風呂に残された先輩。
「さ、寒い・・・。お湯に漬かってるのに、寒い!」
長湯のご老人たちに撃沈され湯船に沈んでゆく先輩でした。
その後この話をしてくれた先輩がこう締めくくりました。
「ここの人たちは地震さえもネタにしてやがる。復興どころか被災すらして無ぇ!!」
「でも良かったですね、長湯が元気で。」
「俺の心の被災を何とかしろ~!!」
「やれやれ、今日も長湯は平和です。」
ドンキホーテへの道のりはまだまだ遠い先輩でした。(o ̄∀ ̄)ゞウヒャヒャ