/_0のバイト先。出入りのスーパーのVinyl袋に夏みかんをつめて
バイトの友人である横手淡雪に見せる。
「これなんだけれども、私の住んでいる家の別棟住民の実家の
庭で出来た物らしい。」
「夏みかんか・・・。あんまり食べないよね。柑橘に関しては
関東に來てから、色々知った。」
と淡淡と答えた。彼女の出身は秋田市内であると記載しておく。
「まあ、沢山あるから料理に使ってつかあさい」
/_0は煙った笑いをした。
「夏みかんマーマレードにしよう。」
淡雪は言う。
「あいつは山口の人間だ。」
/_0は言う。
「山口か。戊辰戦争の時は新政府側に颯颯とついたからまあ
協力してあげましょう。」
淡雪はオレンジのごつごつした其れを手にした。目が光っていたような・・。
つづく
バイトの友人である横手淡雪に見せる。
「これなんだけれども、私の住んでいる家の別棟住民の実家の
庭で出来た物らしい。」
「夏みかんか・・・。あんまり食べないよね。柑橘に関しては
関東に來てから、色々知った。」
と淡淡と答えた。彼女の出身は秋田市内であると記載しておく。
「まあ、沢山あるから料理に使ってつかあさい」
/_0は煙った笑いをした。
「夏みかんマーマレードにしよう。」
淡雪は言う。
「あいつは山口の人間だ。」
/_0は言う。
「山口か。戊辰戦争の時は新政府側に颯颯とついたからまあ
協力してあげましょう。」
淡雪はオレンジのごつごつした其れを手にした。目が光っていたような・・。
つづく