津市久居二ノ町、近鉄久居駅から南へ400m、久居市民会館の北にある、
玉せん寺(ぎょくせんじ)というお寺へ行ってきました。
こちらは久居藤堂藩ゆかりのお寺です。
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玉せん寺(久居二ノ町)
門の前に「花まつり」と書かれたのぼり旗と、
「4月6日~8日 花まつり ※甘茶を用意しております」という案内板がありました。
境内に入ると、ご住職の奥様らしき女性が草取りをしておられたので
あいさつをすると、
「甘茶がありますからどうぞ」と、本堂の前へ案内されました。
本堂の前には「花まつり」のお釈迦様がいらっしゃいました。
正式には「灌仏会」と呼ばれる、お釈迦様の誕生を祝う仏教の儀式です。
様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)の中に、
甘茶を満たした桶を置き、柄杓で釈迦像に甘茶をかけて祝います。
見たことはありますが、甘茶をかけるのは初めてです。
「すいません、何回かけるとか決まってるんですか?」
と聞きましたら、
「決まりはありませんので、何回でもどうぞ」ということでした。
甘茶を頂いた後、
お寺のオリジナルせんべいを頂きました。
お隣の妙華寺さんとともに、毎年この時期に開催しているとのこと。
4月8日まで開催しています。