この週末、息子が石川県輪島市で開催された
競歩の全国大会に行っていました。
インターハイを除くと、高校生が出場できる大きな競歩の大会は、そう多くなくて
2月の神戸の大会は東海大会など地区大会で上位に入った選手のみが出場でき、
この輪島の大会は、自己タイムが参加標準をクリアしていれば出場できるため、
東海大会では入賞できなかったうちの息子も出場しました。
能登半島の先端の輪島で開催なんて、よほどローカルな大会なのだろうと思っていたら、
昭和40年代より連続して輪島で開催されている、
競歩の世界では最も有名な大会なんだそうです。
しかも、一般の部50km、高校生の部10kmは、
それぞれ世界大会へ派遣する選手選考を兼ねているという、本格的な大会なのだそうです。
各地から精鋭の集まる大会でしたので、
息子は上位入賞はなりませんでしたが、初めてのロード10kmに出場し、
貴重な経験になったようです。
で、「金沢までJRで行って、そこから輪島まで特急バスで2時間かかった」
と息子が言うのを聞いて、
「えっ?輪島まで確か第3セクターの鉄道があったのでは?」
と思いました。
自分が大学のゼミ合宿で、確か能登鉄道に乗った記憶があったからです。
調べてみると、第3セクターの能登鉄道は経営難で廃線となり、
輪島駅はホームなどの遺構を残したまま、
道の駅輪島「ふらっと訪夢」となっているそうで、
その道の駅がこの競歩大会の会場でした。