3月15・16日、消防団の分団の慰安旅行で鳥羽市へ行ってきました。
午後3時30分ごろ、鳥羽駅前に到着、
地下道を潜って駅の反対側(線路の西)に移動しました。
とは言っても、泊まる旅館を目指して歩いているのではありません。
東日本大震災の教訓から、地域の方々が高台に非難するために整備された、
津波避難経路を見学するためです。
美里では津波を想定することはありませんが、
消防団員として、各地の津波対策を知っておくことは大事かと思います。
鳥羽駅西の旅館や飲食店の並ぶ通りを、西へ向かいました。
ミキモト鳥羽工場の前に看板がありました。
こちらは今日の目的地ではないのでスルーしました。
更に西へ向かって歩きます。
目的地は、鳥羽駅の西にある日和山(ひよりやま・標高60m)です。
看板が出てきました。
左の誘導等は、ソーラーシステムで、停電時でも点灯するようです。
民家の間に、上に続く階段があります。
階段に付いている手すりが、震災後に整備されたもののようです。
鳥羽市が津波避難経路の整備事業として、
年間20ヶ所、地元に補助金を交付して整備したものです。
電柱に「海抜9m」の表示がありました。
ここでは危ないので、もっと上に登りなさい、と言われているように感じました。
ここから手すりの色が変わりました。
ソーラー式で点灯するライトが付いていました。
半分くらい登ったところで、コンクリート製の階段はなくなりました。
山道を山頂目指して登ります。
登りはじめて約10分で、画像の「緑地広場」に到着しました。
しかし、ここからは、まったく海が見えません。
確か、鳥羽市のホームページで、
日和山山頂から海が見える風景が紹介されていたので、
別の展望台があるのかもしれないと思い、付近を歩いてみることにしました。
上の「緑地広場」の下にこんな看板がありました。
ここは戦国時代に鳥羽氏の城だったようです。
なんとなく、中世城郭のような形だなとは思っていたのですが。
今日の目的地である「日和山展望台」がこの山のどこかにあるはずなので、
付近を探すことにしました。
消防団で鳥羽に行きました(その2・日和山山頂の展望台)に続く
消防団で鳥羽に行きました(その4・鳥羽駅の西で見つけたもの)