桑名市南寺町、
桑名駅から東へ800m、
南北に220mのアーケードがある
「寺町通り商店街」です。
お客も経営者も高齢化して、
活気が失われていく商店街が全国各地に見られますが、
こちらの商店街は、付近にアピタがあるにも関わらず、
日常のお買い物の市民でにぎわっており、
閉じている商店もほとんどありません。
また、商店街の西に大きな寺院があり、
参拝客が商店街を往来する光景も見られます。
商店街の東には、
江戸時代にあった「お堀端」の風情を再現した公園があります。
画像のピンク色の花は「河津桜」という品種のサクラで、
今年は2月20日に開花、私が行ったのはその3日後で、
ほぼ満開に近い状態でした。
その周囲には普通のサクラも植えられており、
春にはまたサクラが見られるようです。
サクラを見ながら公園でお団子を食べるのも良いかも、
どこかでお団子は売っていないのかなと
商店街を歩いてみると、
まさしくお団子のお店がありました。
みたらし団子が名物のお店だそうですが、
花見の三色団子も販売していました。
餅菓子工房 大黒屋 寺町本店
桑名市南寺町67
TEL 0594-22-0418
営業時間 7:30~ 18:00
商店街の東の大通り(県道613号、通称「城下町筋」)です。
右の四角い建物が桑名市博物館です。
江戸時代の古地図を見てみると、
寺町の東が城下の外堀で、
その東が町人が住む城下町、
その東に内堀があり、侍屋敷が並んでいたようです。
つまり、当時の寺町は、
文字通りお寺が並んでいて、
いざ戦となれば、居並ぶ寺院を拠点に
城下町を守る配置だったのだろうと推測します。
カフェ・ド・アン・ダニエルズ(桑名市大央町)
広島焼 いっかん(桑名市江場)