松阪駅東口（近鉄側出口）にあります、
鰻料理店「三谷うなぎ屋 本店」です。
1941年創業の、老舗うなぎ店です。
画像の新店舗は、平成30年にリニューアルオープンしたもので、
東口の駅前で、最も目立つお店です。
三谷うなぎ屋 本店
松阪市京町1区11-4
松阪駅から312m
0598-51-0007
営業時間
9:30～19:00(L.O.18:30)
お食事 10:30～
定休日
水曜 水曜祝日は翌日休み
※７月８月は休まず営業
駐車場 有
オープン 平成30年に新店舗に移転
店内は、中央にコの字型のカウンター席（９席）を置き、
それを囲むように、４人用のテーブル席が３、
２人用のテーブル席が２、６人用の座敷席が３、
６人用の個室が１、あります。
画像のように、どの席からでも店内を見渡せるので、
空間を広く感じられます。
この日は、名古屋から大型バイクでやってきた、
１０人以上のグループが来ていて、
カウンターとテーブル席に分かれて座っていたのですが、
それでもお互いの顔が見られるため、
楽しそうに食事をされていました。
メニューの一例です。
「うな丼（中）」「うな重（中）」が各3,200円、
「ひつまぶし」が3,400円、です。
（価格はいずれも税込み）
三重県の松阪市や伊勢市は、
ウナギの稚魚（シラスウナギ）の漁が盛んな地域ですが、
そのような「地元」であっても
ウナギの仕入価格はなかなか下がらず、
庶民の食事であった「うな丼」も、
高級料理のような価格になっています。
そのような価格高騰に対抗して、
「三谷」さんが、サービス価格で提供しているのがこちら、
「限定うな丼（小さめ一匹）」です。
価格は「うな丼（小）」と「うな丼（中）」の中間の、
2,500円（税込）に設定されていて、
味も値段も満足できる内容です。
※数量限定商品です。
「限定うな丼」をいただきました。
表題の通り、小さめのウナギが一匹、
まるごと使われていました。
肝吸いと漬物が付きます。
ウナギからは炭火の香りがしました。
素早く焼き上げるのがお店の特徴とのことで、
身の弾力がしっかり残っていました。
たれは、甘辛く、
どちらかと言えば、醤油の香りが強いたれでした。
美味しいです。
ただ、自分が食べ慣れてる「津のうなぎ」とは
少々違うことに気付きました。
同じ三重県の隣の市ですが、
「津のうなぎ」は、たれに潜らせながら焼くので、
蒸したようにふっくらとしているのと、
たれと白ご飯との相性も良いのが特徴なんですね。
これはもう、それぞれの特徴なので、
「三谷」さんもまた美味しかった、ということにします。
帰り際、
バイクのグループのお兄さんに、
「食事の後、これからどちらに行かれるのですか」
と聞いたところ、
「名古屋に帰りますよ、今日はこれ（鰻）がメインなので」
と意外な答えが返ってきました。
津市の人気うなぎ店「うなふじ」にも
バイクのグループが来ているのをよく見かけますが、
観光地には立ち寄らず、食事を目的にツーリングを楽しむ、
というライダーも増えているのかと思いました。
定食・ランチ（松阪市・伊勢市）過去記事リスト
支那そば北熊 三重本店（松阪駅東口）
