2013年の東宝映画「陽だまりの彼女」です。
同名のベストセラー小説を映画化したもので、
主演は松本潤と上野樹里、
上野は「ドジだけど元気いっぱいの女の子」というイメージから脱して、
しなやかで、少し影のある女の子を演じています。
松潤のほうは、まあ何処から見ても松潤だな、と思う程度の演技だけれど、
この2人が並んで歩いたりするシーンは、
どのシーンも最高に美しくて、感動します。
2人が10年ぶりに再会する場面では
「頭が良くて仕事のできる女性」だった真緒(上野)が、
浩介(松潤)との交際が始まると、甘えん坊でわがままになってしまうところに
私は違和感を感じたのだけど、
実は、浩介といつも一緒にいたいという願望をずっと抱いていたので、
そちらの真緒が本当の彼女なんですよ、ということのようです。
まっすぐに甘えてくる女の子を、照れずに受け止めることができるのか、
男性の度量が試されているような気がしました。
映画化に当たって、舞台を江ノ島を中心に湘南地域に設定、
江ノ島は、観光パンフレットにこの2人を載せるなどPRに活用しており、
2人が愛を誓って、南京錠を掛けてきた展望台は
「聖地巡礼」の人気スポットとなっています。
映画「Paradise Kiss」
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