地下の繁華街にサドゥがいた
彫りの深い顔立ちで大男だった
もじゃもじゃの髪と髭はウェーブがかかっていて
深いビリジャンのボロボロの襟巻きと
グレーなのかグレーになったのかわからない色の
ジャンパーを着ていた
くろいくろい、ピカピカする目をもっていた
しかし、その目は何も見ていなかった
サドゥは、ピカピカ黒光りした皮膚をしていた
図鑑でみた昔のイヌイットの肌みたいだった
サドゥは何故か。。。。。
ロウソクと石鹸の中間の匂いがした
。。。。。年季がはいった証
*サドゥ・・インドで聖者修行をしてる人をサドゥという。乞食聖もおおい