一昼夜おいた、四角い棺のような砂型の解体に入った。
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職人は、自分だけが知る埋蔵加減でドリルを使う。
ある程度、上蓋になっている型を崩して、本型と枠型に遊び部分をつけてからクレーンで枠型を持ち上げる。
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表面が白く変色した本型が見える。。。果たして6ミリにブロンズは走ったのだろうか。。
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上手く入っているようだ。
鋳型職人もこの光景が一番楽しみであり、かつ、不安もあると言う。だから、この部分だけは今まで非公開にしてきたそうだ。職人のもくろみどおり、少し遅れて入れた頭部からのブロンズがしっかりと顔の表情を伝わっていた。
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金色の女の子は、嬉しそうにしてみえた。
ほおに触れるとナカゴを抜いていない状態では、2日くらい人肌の温度を保つと言う。
この後、ナカゴの砂がきれいに抜かれ、細部の調整に入る。