小樽美術家チャリティ2019展開催中

小樽美術家チャリティ2019展開催中

12月16日（月）～28日（土）まで、当店内サロン・ド・宮井におきまして、市立小樽美術館開館40周年チャリティ企画「小樽美術家チャリティ2019展」を開催いたします。今年開館40周年を迎えた市立小樽美術館の改修費用にあてる寄付金を募ろうと、小樽市内の芸術家４人が発起人となり、小樽と札幌の作家計31名から油彩や、水彩画、日本画、版画など一人一点を出品を募って作品展を実現することができました。どの作品も全部1点9,900円（税込）です。ぜひ気に入った作品を購入してチャリティにご協力ください！(宮井額縁店HPより)




色々、お騒がせしています。第一回目のチャリティー展ということで、趣旨がわからないまま、搬入も搬出もお任せで出品しておりました。
本日、やっとギャラリーに行くことが出来ました。私の売約済の作品と、この作品を交換して宮井さんにフレームを付けていただきました。
どうぞ、この子にも会いに来てくださいませ♪

この子について・・・お値段は額込で￥9900です。早いもの勝ちなので、欲しい方がおられましたら、直接宮井額縁店まで℡：0134-23-1607交渉下さいませ。
尚28日まで開催中なので、作品の引き取りや発送などは29日以降となります。よろしくお願いします。




ナカムラアリ

プリントリック修了御礼

遅ればせながら、12/15にプリントリック深川移動展を無事に終了することが出来ました。
11月の大丸藤井セントラルスカイホールでの全作品が、アートホール東洲館仕様で展示されていて、ひとつひとつをじっくり観ることが出来ました。渡辺館長には、本当にお世話になり、あっという間の搬出後、お名残り惜しくなった次第です。

みなさまのご来場、そして応援に深く深く感謝いたします。

北海道北空知の深部にある深川市。渡辺さんが、文化・芸術・教育・・・そして、現在進行形で美術作家をしながら、幅ひろいコミュニケーションを通して「イベントをいかに町のエネルギーや財産に昇格させるか」という在り様を見せてくださいました。
また、泊まりで行けたらいいなと思っています。

ありがとうございました。



ナカムラアリ

深川移動展最終日12/15

14日15時からのギャラリートークは、面白かった。
12人の作家が、北空知の東洲館に集まって、それぞれの作品の前で制作のことやテーマや素材について話してくれた。
15年以上、北海道版画協会に在籍して初めての事だった。
ギャラリートークに関しては、来館者が作品を1対1対応で鑑賞していただけないような気がして、あまり好きではないのだけれど、とても良かった。
私はというと・・・やっぱり「1(独り歩きしてる作品)対1(観覧者)との関係性」が大切だと思うので、とりとめない話をしてしまった。
後で、「アリさんって、実は恥ずかしがり屋さんだったんですね～」と、言われた。そのとおりだ。作家自身の発言が、従順で優しい日本の観客に
及ぼす影響は、大きい。だから・・・通り過ぎて散る音楽のようなトークが鑑賞者の観る自由を奪わぬようにしたかった。それには、脚本が必要だったのだけれど、用意するエネルギーが残っていなかったんだ。以下を朗読しようかと思ったけれど・・・鼻声がギャラリーで善く響く自信もなくて、緊張した10分が流れていったんだ。

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切り出した大理石に石目があるように
さんさん三角のアルミにも薄く削がれた擦り目がある
角落とすことなく漂わず
見る角度によってのみ
其々が現れる
波もひれも沫も　要の腰すらも
見る角度によってのみ
其々が現れて　はかなく散るんだ
粒つぶの渦に　囚われて
開放される形の願い
愛するために足を願ったマーメイド
愛せた恵みは…
さんさん三角のうねりの中で
幸せに満たされる
跡形もなく消えてしまう初雪のように…

プロローグ展で発表した作品を覚えていらっしゃる方がいましたら…あの作品は、マーメイドの希望をあらわして、この作品は、マーメイドの戸惑いや王子さまと噛み合わない彼女の純粋な幸せのありようを、なんとか不思議に表現したいと思って苦心しました。

Kさんカーで深川までドライブ

今のところ、穏やかな空もようです。
深川アートホール東洲館にて開催中の北海道版画協会プリントリック移動展は、12/14は、15時からギャラリートークでした⭐️

画像は、Kさんカーで札幌琴似からMさんと楽しい移動中風景です❣️
車内では、Kさんが色々なテクニックで仕入れたビーチボーイズ♪を聞きながら車窓を眺めると、不思議不思議なのです。
ポカポカの車内と、愉快な仲間はカリフォルニアフレーバーで、後部座席で眺めるは、シベリアフレーバーの雪景色。
ときおり、小鳥のようにピーチクパーチクとKさんやMちゃんが話します。そして、Mちゃんとクリスマスソングを歌いました。

楽しかった。
楽しかったけれど、深川移動展の展示現場を見ていないので・・・心のどっかに・・・不安はありました。

yummy❣️ Made Liver paste❣️ 13日の金曜日でした・・・

速回しのような今年師走
今日は、レバーペーストとローストチキンを作った。
レバーペーストは、いつものローズマリーがっつりフレーバーをやめて、雪印バター多めにした。古漬けの玉葱ピクルスとカリカリトーストといい感じ。
チキンのフィリングは、干しイチジクとマッシュルームと栗とクランベリーだ⭐️明日早朝に冷凍して🎄に食べるご馳走だ。ローストポークもマリネした。明後日、深川から帰ったら半日かけてローストするつもり。

まずは、明日の深川移動展へ無事について、楽しくギャラリートークして…明後日無事に作品と一緒に自宅に帰れますように♫(ぁっ、出品作品は165000円としてるので、深川で彼女をお嫁に出すかも知れないね😅）

12月16日---12月25日までは、サロンド宮井（小樽市・宮井額縁店内ギャラリー）にて、チャリティー色紙展がある。私のあの子は既に売約済みだけれど、25日まではサロンド宮井にてモジモジ♪しているので、見てあげて下さいませ。小樽地元の美術作家30人以上集まっていると、聞きました(今のところこの展覧会について、あまり情報ありませんが、多分、すごいチャリティー色紙展になると思われますよ〜)

速回しの私は、来週中頃から北海道を離れて、お正月明け以降に😊気が向いたら、小樽に帰るつもりです。ぁっ、明日のギャラリートークや深川温泉♨️コテージお泊り用意、、、できておりません😅それ、しなくっちゃ〜💫

とくべな飼葉桶のお話

今から半世紀前のお話です。
女の子は、土曜学校(教会学校)の幼稚科へ行っていました。
先生は、誰かのママでした。
待降節は、4本のキャンドルを順番に灯していきました。
一本目のキャンドルを灯す前に、小さな子どもにでも出来る素敵な提案がありました。それは、馬小屋で生まれたイエズス様の飼葉桶に麦わらを入れることでした。毎週、善いことをしたと思われる数だけ、この飼葉桶に麦わらを入れることが出来たのです。就学前の小さな子どもたちの、善いこととは、オヤツをがまんした程度のことでしたが、飼葉桶のベビーベッドがみんなの麦わらで暖かそうで柔らかくなるのが、純粋にとても嬉しいことでした。

この絵では、赤ちゃんが入っていますが、実際にはクリスマスイヴの深夜ミサの前に、赤ちゃんのお人形を入れるのでした。





*画像・飼葉桶のイエスさま/小樽藤幼稚園所蔵