一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

大地震の際に集まるボランティアの建築士とは…

2006年10月23日 17時07分53秒 | 建築家の日記
こんにちは、ミタス 一級建築士事務所の清水煬二です。

本日、2006年10月23日は、応急危険度判定士の模擬訓練で秦野市まで、朝から参加のため行っていました。



▲事前説明を参加者は、真剣に聞いています


これは、地震の被害を受けたときに、全国から応急危険度判定士という資格をもった建築士が完全なボランティアで集まってくるのです。そして、建物ごとに危険か安全かを判断し、赤、黄、緑の紙とコメントを記入して貼り付けていきます。二人一組で行い、すべての建物について判断していきます。

本日は、週初めの忙しい日の朝に、車ではなく電車とバスを使って秦野の指定場所に駆けつけなければならず、交通費も自身で負担し、一切の報酬はないのですから、仕事をたくさん抱えた建築士にとっては大変で、もともと出席者も少ないうえ、当日の欠席も多かったようです。

毎年9月1日の防災の日にも、こういった作業を多くの皆さんの前で、ボランティアの建築士である応急危険度判定士が行っています。耐震偽装を行う建築士もいるのですが、こういう建築士もいますので、ご覧になる機会があれば、ぜひ応援してあげてください。



▲この建物などを模擬調査しました



毎日の仕事である住宅設計や監理、相談を通して皆さんの参考になる実例や考え方を情報発信しています。他の建築家や業者では聞けない内容になるでしょう。この情報で、正しい住宅の考え方を身に付け、日本の住宅を本物に変えていくことができれば、最高です。

ミタス一級建築士事務所では、毎月第3土曜に住宅の勉強会をボランティアで行っています。ご希望の方は、気軽に参加してください。




神奈川県横浜市
ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/



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