一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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本日の上棟

2007年07月05日 19時51分00秒 | 建築家の日記
▲ 屋根の垂木がもう少しで完成です



みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、雨で延期になった上棟がありました。

昨日は、事務所で徹夜で朝の7時にようやく仕事が終わり、いったん帰宅。30分の仮眠で、消費者センターからの依頼で悪徳リフォーム会社と思われる被害者の家での現場確認。この話は、似たような話を含めたくさんあるので、いずれいたします。

その後、上棟現場へ。昼食の時間が無いため、車で運転しながらコンビニのおにぎり。でも、痩せないのが不思議です…。(笑)


チェックして、気づいた点の検討と手直し指示をして一度事務所へ戻りました。仕事をしていると、「なぜこんなに眠いのだろう…。」と思ったら、朝に40分の仮眠しかしていなかったからでした。

事務所のソファーで、30分ほど仮眠後、現場へ。


屋根の垂木が終わりかけていました。私は上棟のたびに、現場を観ると心配になります。何が心配かというと、私の設計する住宅は、屋根が廻りの家より明らかに高いからです。「高さの計算を間違えていないよなぁ…。」と何度上棟を迎えても思います。

建ペイ率や容積率は平面的なものですが、これは多くの皆さんはギリギリの大きさをリクエストをされます。高さには以外に無関心なのですが、私は高さも含めてどこまで可能かを考えて設計しますから、どうしても大きくなります。

同じ床面積でも当然工事費用は高くなりますので、同じ費用で少しでも平面的に大きくというご要望の場合は別ですが、高い天井の開放的なメリットなど、費用を掛けただけの価値はあります。

本日の上棟では、四方を塩と洗米と御神酒で清めました。挨拶と紹介、私から簡単な話をして、最後に施主からおみやげがありました。

今は、現場で乾杯だけでも飲酒運転の関係でご法度ですから、せっかくの機会だから上棟を簡単にでもしておきたいという方には、このパターンで、缶ビールと簡単なおつまみのおみやげを渡す方法は良いと思います。ご祝儀は無くても良いでしょう。

職人さんたちが帰ったあとに、骨組みだけの2階に施主とのぼり、記念撮影をしておきました。風が涼しくて気持ち良かったです。




▲屋根はまだ、載っていません。





▲もう少し、この2階部分を固めてからこの上の部分へと進みます。






▲2階の床の部分で、既に結構高い位置になります。


今まで地下車庫などの工事を行っていましたので、本日の上棟でようやく家の大きさなどがわかりましたとおっしゃっていました。自分の家を造っているという実感が、一番湧くときだと思います。

一流のハウスメーカーに最初は頼まれていた方で、どちらにするか最初は少し迷われたと思いますが、「先生に頼んで良かった」とご夫婦でおっしゃって頂きました。

上棟の時点だけでなく、完成後、そして入居後、何年経ってもそう言って頂けるようにすることが、ミタス一級建築士事務所の使命であり、私が追求しているところです。




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