みなさん、こんにんちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
今週初め2007年11月27日に、300年住宅のコンクリート打設が終わりました。屋上部分です。現在、コンクリートの養生中です。
▲屋上部分です。コンクリートを均しているところです。
2007年の年内には何とか窓のサッシを取り付けたいと考えています。
外壁のタイル張りも終わらせたいのですが、まだ確定ではありません。
サッシの取り付けが完全に終わってからでは年内の工事日数が足りないので、サッシの取り付け前に外断熱、外壁タイルを張る方法を考えていました。
300年住宅を研究する会社を造ってスタートしたのは、こういうことを考えながら、リスクを取れる責任体制を作った上で、トライするためです。
職人とも話し合って、作業方法の意見を聞き、理解してもらってからスタートします。作業では陣頭指揮をとって指示を行い、確認をします。
安藤忠雄も好んだこの工法は、もともと雨漏れの問題があり、その質感を好まれる方がいても結局普及しなかったのです。これを田邊先生が外断熱のタイル張り工法を可能にする工法を考えてついて、雨漏れを防げる建物になったのです。
ですが、まだ完全ではありません。サッシ廻りや屋上のパラペット笠木部分など、深く検討しなければ不安な箇所がいくつかありました。私に解決できる自信があるから工事に入っているのですが、それを実際に試すときがきました。
工事が始まってからこれまでは、メーカーである長野県の飯田市から現場での張付き指導をお願いし、念のため田邊先生にもその後をお願いしていたことと、工事をしてくれていた親方が信頼できて、がんばってくれる人だったので安心できました。
これから先は、改善を加えるために独自の工事方法へと入っていきます。
構造的には強くしたい、雨漏れだけは避けたいという強い気持ちがあり、他の要素より最優先すべき事項だと考えています。
工法については難しいのでお知らせしませんが、これからどう進んでいくか、どうぞお楽しみに。
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