ドイツエコバウ建築ツアー(28)ですが、本日は番外編かもしれません。
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
その日の建築ツアーが、初めて早く終わり自由時間となりました。
外が明るいうちに、この日は解散することになり、街を観光する人とホテルへ帰る
人に分かれることになりました。
ほとんどの人が、ガイドさんと共にベルリンでのショッピングや娯楽を選択した
ようでした。
▲動いているバスの中から街の建物をデジカメで撮ったものです。
デジカメの凄さは、動いていても少し暗くても、ブレずによく撮れることですね。
ガイドさんの話を聞いて、私はホテルへ帰る途中にあるというベルリン郊外の
大きなホームセンターをひとりだけで見学することにしました。
カナダのバンクーバーでは、ホームセンターへ行くと様々なものが置いてあり、
住宅事情などもわかりました。
日本にもこういうのがあればなあ…と思うようなものも多かったのです。
また、いくつかヒントももらい楽しかったのです。
今回も期待してホームセンターへ行ってみましたが、見るべきものが全然なく、
すぐ止めにしました。
ガイドさんの話では、
「ホームセンター近くの駅からホテル近くの駅まで、電車に乗っても駅でもひとつ
だから、歩いても15分くらいだと思う。」
という言葉を信じて線路沿いあたりを歩こうかどうしようかと考えましたが、
どうみてもかなり距離があるような気がしたので、電車に乗ることにしました。
郊外の寂しい駅でホームに券売機がありました。
ディスプレイに従って購入しようと思っても、切符が買えないんです。
「地球の歩き方」を事前に買ってはいたのですが、今回は全く見ていないし、
ホテルに置いてきてあるので持参していませんでした。
ホームに居た紺色の制服を着た中年女性二人に聞いたのですが、
肩をすぼめて無視されました。(^^)ゞ
私が乗る電車が来たのですが、切符を買っていないので、乗れません。
電車から降りてきた、少し年配のご夫婦に聞いてみました。
「それは、大変だ!」という感じで親切に購入してくれようとするのですが、
買えないんです。(^^)ゞ
それでも、あれこれ一緒にやってみて、ガイドさんに聞いた額の2倍くらいの
価格の切符を何とか購入できました。
次の電車に乗ってホテル近くの駅に着いたのですが、歩いて15分どころか…
結構スピードを出していた電車でも15分位かかりました…。
線路沿いに途中から道らしい道はありませんでしたし、建物や目印は見えませんで
した。歩いていたら、迷ってしまい結局引き返していたので、電車の選択は正解で
した。
駅に着いても、改札はありません…。切符を渡す箱もありません…。
「そうか!地元の人は、切符を買わないんだ…!」
だから切符の購入の仕方を知らないのかも…とそのとき気付いたのです。
ホテルへ電話してシャトルバスの時間と待ち場所を聞き、駅前のハンバーガーを
かじりながら、シャトルバスを待ちました。
その日は、無事帰ることができたのですが、
ホテルへ帰ってから廻り人が「よく何も知らないのにひとりで電車に乗る勇気が
あるね…」と驚いていました。
でも、最終日の前夜はもっと驚くことをひとりで体験しました!
この話は、またいずれ…。
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