ミラノからフィレンツエに向かう途中に立ち寄った
ボローニャでの出来事です。
▲脇道に入ると、人はほとんどいません。
昼なので、平気で歩いていましたが…
その1
前の日に、「私は、明日のボローニャの下見に行ってきます」
と同行添乗員の小林さんが出かけたはずなのに…
ランチを採る予定のお勧めレストランにつくと…
レストランではなく、スタンド式のバールでした。(^^)ゞ
ということは、昨日は、彼はどこへ消えていたのか…??(笑)
そのバールで簡単にパンとジュースを付き合いで食べましたが
何かもの足りず…
その2
ボロネーズの本場なので、当然レストランでボロネーズを食べようと
ひとりでフラフラと探し廻った。
しかし…どのレストランの店頭メニューを見てもスパゲティは
2種類くらいしかなく
しかも、ボロネーズは、なかった! 驚き!
▲▼どこを探しても、食べたかった本場のボロネーズが見つからない…
その3
仕方が無いのでトイレ休憩も兼ねて、マクドナルドへ入った。
もちろん注文はして食べたが、
そのマクドナルドの店内トイレの入り口には、
恐いお兄さん、ドアの内部には若いお兄さんが立っていた。
ようするに、レシートがないとトイレに入れてくれないのである。
「日本は良いよなぁ…」と思いつつ、
こんな恐いお兄さんがお店側の人としていては
イメージダウンだと思うのだが…
その4
一番驚いた初めての体験は…
見学が終わって駅に向かって帰っているときのこと…
雨が降っており、みんな雨に濡れないように柱廊を歩いている。
すると右前方に嫌なものを見てしまった…
ジプシー風の、薬でいっているのではないかという感じの若い女性が
タバコを吸うしぐさをしながら『シガレット、シガレット…」とつぶやいて
通行人にタバコをねだっていたのだ。
私の目の前に来たときには、たまたま私の左や後ろに人が詰まって
避けることができなかった。
そのジプシーは、私に狙いを付けて「シガレット、シガレット」とつぶやき
ながら、身体を寄せて私の上着の胸をまさぐった。
「ノー!!!」と大きな声で叱り付けて、手を払った瞬間…
『あれっ? 右足太股に何かが触ったような感覚が…』
と立ち止まって確かめてみると、用心して胸ポケットから
ズボンのポケットに移動しておいた財布が無い…
すると後ろからデザイナーの藤井さんが
「清水さん、どうしました!」と駆け寄ってくれてた。
後ろを振り返ると、すぐ後ろに私の二つ折り財布が落ちていたのです。
ジプシーは、財布を少し後ろに投げて、
その人が気付かず去っていってからその財布を確保するか、
他に仲間がいて、その財布を拾って持ち去るのでしょう。
ジプシーを捕まえても、財布を持っていないのでどうにもなりません。
少し後ろにいた藤井さんが私が声を上げたのに気付いて駆け寄ってくれたのと
私が『あれっ??』と思って立ち止まって下や後ろを見たので、財布は無事でした!
スリにあうという初めての体験ができました、しかも被害を受けることなく!(^^)v
▲木の文化の日本でも、あまりみない大きな木製ドアーは、イタリアでは珍しくないです。
その5
ローマやフィレンツエに比べて観光客は、かなり少ないボローニャですが
先ほどのジプシーのような人はいます。
他にも、駅のホームには赤ん坊の人形を抱いた女性が、
セカセカといったり来たり歩き続けていました。
この女性は、抱いている赤ん坊の人形を突然、人に投げ渡して
驚いて受け止めた人の隙を狙って、スリを行うのだそうです。
あまり良いイメージが持てないまま、ボローニャを出発して
フィレンツェへと向かいました。
フィレンツェは2度目となり撮った写真は少ないですが、
次回簡単に紹介します。
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