昨日、お約束したブログ内容のアップです。
準防火地域用のアルミサッシが、
2013年6月出荷ではなく
おそらく2013年9月出荷までは、従来基準で
それ以降は、新基準の出荷予定に延期になったらしいです。
これは、まだ100%確定ではないそうです。
問題の価格ですが、
準防火地域用サッシの値上げが…
で、商品によってはシャッター付きの方が、
価格が安くなるという逆転現象が起こると、お話ししました。
本当ですか?とコメントを頂いたので、
具体的に調べてお話ししましょう。
ある大手サッシメーカーでの価格比較です。
窓の大きさは、高さ2メートル、巾1.65メートルの引き違いサッシです。
バルコニーや庭に面して使われる、履き出し用のサッシです。
これが、シャッターが付くと定価22万8500円です。
ガラス代込みです。
では、同じ窓でシャッターがない場合の定価は
いくらくらいになっていると思われますか?
何と、定価31万7千円です! ガラス代込みです。
シャッターが無いほうが、8万8500円高いんです!
不思議でしょ???
普通は、どう考えても逆です。
ミスプリントじゃないかと、
スタッフがメーカーの営業マンに聞いたのですが
その営業マンの言うことには、ミスプリントではないとのことでした。
定価は、メーカーによって違うのですが、
他のメーカーは、まだ定価を正式発表していないようです。
しかし、この逆転現象は、
このサッシメーカーのこのシリーズのサイズだけの
話になりそうですから、ご注意。
といっても、良く使うサッシサイズです。
なぜ、そうなるのか?
準防火地域用の新基準の防火ガラスが、かなり価格が高いのです。
しかもガラスサイズが大きくなるほど割高になります。
シャッター単体で認定を取っているメーカーは
非常に高い価格の防火ガラスを使わなくて良いので、
大きな高いガラスを使うサッシなら、
シャッターを付けて普通のガラスを付けた方が
安くなるという、価格が逆転する現象が出てきたのです。
掛け率は、未定ですから、実際の価格は不明です。
実質は、それほど高くならないようにメーカーが考えてくれていると、
信じています。(^^)v
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