前回、2020年2月10日のブログ記事一覧-一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」の続きです。
「快適な住宅を創る」のに、みなさんにとって、
最も大切な仕事は「どこに依頼するか」なのです。
人によって「快適な住宅」の定義が異なるので、
それを実現してくれないとこに依頼したら、
どれだけ予算を出しても無理です。
美味しい和食を食べたいと思って
有名な店だからとフランス料理に入ってしまったら、
美味しい和食が出てくると期待しても無理なのと同じです。
プランや動線はもちろん細部にまでこだわって設計を考えて欲しい人が
建売、建売フリープラン、建築条件付き、ハウスメーカーを
選択するのは、最初の方向が間違っているので無理なのです。
とにかく安く戸建てに住めれば快適、という人が
土地を購入し設計事務所を選択、
こだわりの設計で快適な住宅にと求めても
予算で無理が生じます。
「己を知って敵を知れば…」ではないですが
「自身にとって快適な住宅は何かを知り、依頼先を知って」
頼めば、その時点で成功は80パーセント約束されます。
こだわりの多い人が増えてきましたが
「自身の求める…」までは研究して知っていても
「依頼先を知って…」の方法を知らないのです。
そこで間違ってしまい、後々トラブルになって住宅紛争処理の相談、
というケースが増えています。
早く気付けば良いのですが、手遅れの相談が多いです。
「快適な住宅を創る」方法の大きな7つの流れを説明します。
1 自分が求めている「快適な住宅」って何か知る
2 どこに依頼すれば良いか探して見極める
3 設計契約時に確認、主張すべきこと
4 設計打ち合わせで必要なこと
5 工事契約でトラブル防止で重要なこと
6 工事中にした方が良いこと
7 入居後に注意すること
自分が求めている「快適な住宅」について、
わかっている人は良いのですが、
人によって違うため、何を考えるかは一律には言えません。
次回はどうやって考えるか、そのヒントを解説します。
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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
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