お待たせしました。前回 2020年1月28日 の続きです。
送られてきたのは、上部写真の書籍とお手紙です。
以前、イタリアのミラノ駅について、この著者からメールで質問を頂きました。
「日本語で書いた小説を英文翻訳し出版するが、この部分の英訳がしっくりこない。
ブログにミラノ駅について書かれていたので、教えて欲しい 」
というような内容で、和文と英文、ミラノ駅の構造や石の材料など
メールのやり取りが続きました。
わかる範囲で以前撮った写真を拡大、思い出しながらお答えしました。
イタリアミラノサローネ2009のブログに
ミラノ中央駅について書いた海外視察ブログがあります。
学生時代、名画座で映画「ひまわり」を観て、
ソフィアローレンのミラノ中央駅での素晴らしい演技に
「これが、名演技、名女優ということか…」と
私が生まれて初めて演技に感激しました。
一生忘れられないシーンです。
そのミラノ中央駅に行ったので、私もブログで書いたことや
駅の映像もよく覚えています。
その海外視察のブログをご覧になった著者から
メールで質問を受けたのです。
その時に、小説家は言葉が命とはいえ、
著者が自ら英文訳のニュアンスにもこだわって
一文、一文チェックして訂正を考えるとは、
素晴らしいこだわりだな、
凄いエネルギーだな
と思ったことを覚えています。
「翻訳が出来上がったら、送付します」と
その時にお聞きしてはいました。
翻訳本が完成して送って頂いても、
私がそれだけを読んで理解できると思わなかったので
アマゾンでその翻訳前の和書を購入しました。
読んではおらず保管していました。
それが、碧 千塚子という著者の
「聖女の罪と罰」という小説でした。
表紙のイラストのドレスの青色が、背景の黒と女性の肌色、天使の白、
椅子の赤と金で綺麗に引きたち、それ故に骸骨とのアンバランスさで
ドキッとする表紙です。小説の内容を表現した表紙だと思います。
裏表紙の帯には、
「歌姫・碧美和が降りたったヨーロッパは欧州大戦で
人心ともに荒廃していた。
男達に蹂躙され心を病む美和を、華麗なるオペラの
旋律がさらに追い詰める。
しかし、悪魔の源は、意外にも…」
と記載されています。
欧州を舞台としたサスペンス、謎めいた展開、
オペラなど芸術的な面を含んだ大人の小説
という感じがします。
実は私は、まだどちらも読んでいませんので
イメージです。やり取りしたミラノ中央駅のところだけ
どちらも探して読みましたが。
小説はほとんど読まないのと英文翻訳もあるので
今年のゴールデンウイークに、両方読もうかと…
そしてそれが完成したので、丁寧なお手紙まで
添えて贈って頂いたというわけです。
そのお手紙で、著者が私よりご年配だったことを知り
追求し続けている、こだわり続けてることに感銘と刺激を受けました。
著者は、ご本人もオペラをやっているようです。
和文小説をお読みになりたい方は、アマゾンから入手できます。
「聖女の罪と罰」で検索するか下の表紙をクリックしてください。
▲▼これが、日本語の小説の表紙です
1300円に消費税。キンドル本でもあるようです。
英文翻訳版は、2020年の3月にアメリカアマゾンに出るとのことですが、
送料とかがどうなるのか、登録はしないといけないのか不明です。
こちらは税込み1800円とのことです。
もし英文翻訳の希望者がいて入手できないなら
こちらに連絡を頂ければ、送料や振込料など含めて1800円で入手できるように
手配してもらいますので、お知らせ下さい。
次回は、建築の話に戻ります。
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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
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