先日、リゾートマンションをリフォーム設計するために
現場確認に、スタッフと職人とで行ってきました。
いろいろ調べましたが、私が気にしている点のひとつに
床の状態があります。
現在の床の仕上げ面が、コンクリートの床から
何センチ上がっていて、どのような工法になっているか
ということです。
床をフローリングにする場合
マンションの床は遮音フローリングにすることが
義務付けられています。
通常、良く使われるマンション用の遮音フローリングは
個人的に、最も嫌いな建材のひとつなのです。(^^)ゞ
材料の価格が高いのに、ぺらぺらで、ふわふわしている合板で
さらに、健康に良くないエポキシ系の接着剤で固めて取り付ける
問題の多い床材だと思ってます。(個人的に)
どうしてこうなるのかと言えば、
簡単で安易な工事で済み、
トータルコストでも安価な工事になるので
猫も杓子もこれを採用しているのです。
これを使わずに、フローリングへの変更が問題なく
行えるか? ということでした。
現場確認したところ、
遮音性をもたせて、ふわふわもさせることなく
好きな無垢フローリングを選ぶことができることがわかりました。
一般的には、他には、寸法だけでなく
壁の下地の工法、天井の工法、天井からコンクリートスラブまでのスペース
設備全般、サッシ、玄関のたたき、などを現場確認、検討することになります。
▲職人を連れていき、床下を剥がしました。
▲スタッフに寸法や工法を確認させました。
▲こういう風に、床下の根太を留めています。
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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
横浜 注文住宅
横浜市 一級建築士事務所
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