一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

マンションリフォームのための現場調査

2013年09月20日 20時14分48秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ユニットバスの天井裏から 



先日、リゾートマンションをリフォーム設計するために

現場確認に、スタッフと職人とで行ってきました。


いろいろ調べましたが、私が気にしている点のひとつに

床の状態があります。


現在の床の仕上げ面が、コンクリートの床から

何センチ上がっていて、どのような工法になっているか

ということです。


床をフローリングにする場合

マンションの床は遮音フローリングにすることが

義務付けられています。


通常、良く使われるマンション用の遮音フローリングは

個人的に、最も嫌いな建材のひとつなのです。(^^)ゞ


材料の価格が高いのに、ぺらぺらで、ふわふわしている合板で

さらに、健康に良くないエポキシ系の接着剤で固めて取り付ける

問題の多い床材だと思ってます。(個人的に)



どうしてこうなるのかと言えば、

簡単で安易な工事で済み、

トータルコストでも安価な工事になるので

猫も杓子もこれを採用しているのです。


これを使わずに、フローリングへの変更が問題なく

行えるか? ということでした。



現場確認したところ、

遮音性をもたせて、ふわふわもさせることなく

好きな無垢フローリングを選ぶことができることがわかりました。


一般的には、他には、寸法だけでなく

壁の下地の工法、天井の工法、天井からコンクリートスラブまでのスペース

設備全般、サッシ、玄関のたたき、などを現場確認、検討することになります。


 

▲職人を連れていき、床下を剥がしました。



▲スタッフに寸法や工法を確認させました。



▲こういう風に、床下の根太を留めています。






……………………………………………………………………………

ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

横浜 注文住宅

横浜市 一級建築士事務所



ミタス一級建築士事務所へ



メールでのお問い合わせ




All contentsCopyright R 2013 mitasu 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住宅のお引渡し式 | トップ | 新築の引渡し式 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅ノウハウ・実例」カテゴリの最新記事