みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
本日の上棟は、地下車庫付きの住宅です。
▲工務店が気を使って、用意してくれていました…
▲車庫は内部。綺麗にコンクリートが打設できています。
既存の擁壁はそのままで、車庫を新規に造りました。
既存の擁壁をそのままにするには、
擁壁が検査済を受けていて、住宅の荷重が掛かっても大丈夫ということを証明するか、
それができなければ、建物の荷重を擁壁に掛けないようにしなければなりません。
今回は、中古住宅を購入され、一度別のところで建替えの建築確認申請を受けていたのです。
そのときには、既存の擁壁はもちろんそのままでしたし、深基礎にしなくても
申請できていたのです。
設計は異なるものの、そんなはずはないのだが…。
既存の擁壁がしっかりしたものと認められたのだろうか…と不思議に思っていました。
最後は、念のため擁壁には荷重を掛けないように、基礎工事の変更を行ってもらいました。
工期も費用も余分に掛かりました。
他にも車庫を造るときに、念のため二つの処置を工事会社の協力で行うことができました。
大工さんはかなり以前から指名していた大工さんですが、
上棟日が予定より伸びていたのです。
私の指名工事をするために、仕事が空いても待っていてくいれました。
工務店にも大工さんにも感謝です。
横浜市 設計監理
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