階段裏側から見たところ 光が溢れているのがわかりますね
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。
2階からロフトへ上がる階段が、
1階から2階への階段に続いて登っている場合、
2階までの階段部分が暗くなりそうなら工夫をすることが多いのです。
外壁に面していれば当然窓を造りますが、それができない場合
踊り場をファイバーグレーチングにして上からの光を採ったり、
上記の写真のように、階段の蹴込板をなくして光を取り入れます。
少しこわい気がするかもしれませんが、
ロフトへは、毎日頻繁に登り降りすることが無いだろうという
前提があります。
通常は下の階段のように蹴込板があるのが普通ですね。
▲階段の水平の踏み板に、垂直の板部分が付いているのが普通
でも、最初の写真のように無くすことで、光も風も通って良いのですが、
お孫さんがおできになり、もし下に落ちたらどうしようという不安がでて
きました。
▲ロフトへの階段、正面から見るとこうなっていますから…
それで工事をすることになったのですが、通常の蹴込板を入れてしまえば、
暗くなりますから、半透明のアクリル板を入れることを提案しました。
▲光が漏れている部分は、既にアクリル板を取り付け終わっています。
一番下に、向こう側で作業している大工さんの頭の影が映っています。
先日、事前に材料を加工し、準備していたので、半日で工事が終わりました。
事前に提案していても、完成して初めてご理解いただける場合が多いのです。
今回も完成後に、
「これなら明るくて違和感も無い、感じ良くできた」
と喜んで頂けました。
横浜市 注文住宅 設計事務所
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