一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

本日のスタッフミーティング

2007年07月04日 18時59分56秒 | 建築家の日記
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日は、朝から全体スタッフミーティングでした。連絡事項以外に、一般の課題発表と各人によって異なる研究テーマを依頼してあります。

今回の研究テーマを発表した人は、キッチンについて でした。

このテーマは、勉強会でもいずれ取り入れたいと思っています。そのときは完全オーダーキッチンについて、特に詳しくお話したいです。

また、雨のため上棟の予定が明日に延期になりました。
明日も天気は、少し不安ですが、明日の方が私の時間が取れますので、その点は逆に、ほっとしました。


今週末は、尊敬できる建築士たちの集まりがあります。少数ではありますが全国から集まります。泊まりで話し合いをしますので、楽しいだけでなく、様々な考え方を学べる貴重な機会でもあります。




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スタッフ応募について

2007年07月03日 14時46分30秒 | その他
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

おとといの7月1日(日)に地鎮祭、昨日の2日(月)は、横浜市の新しい住宅耐震診断士についての説明会、本日3日(火)は、300年住宅についての重要な打ち合わせ、明日はスタッフミーティングと上棟など、7月に入って毎日重要な内容が続きます。

さて、スタッフ応募のメールがときどき来ます。それについての考え方を簡単にコメントしておきたいと思います。


応募のメールがきて、いきなり面接ではお互いの時間が無駄ですから、メールでまずやり取りをするのです。

私がしたいくつかの質問に対して、一部のみですべてに回答が帰って来ない場合があります。質問があることに気づいていないのか、忘れているのか、意識して回答していないのかはわかりません。複数の質問の場合は、番号を付けているので普通に読めばわかるとは思います。

こちらから催促はしませんから、それで追加の返事が来なければ終わりです。厳しいようですが、皆さんの大切な住宅の設計や監理を行っているのですから、そういう注意力や確認する習慣は最低必要です。それができていないということは、たまたまであっても私は割り切って打ち切ります。


また、最近では今年大学を卒業したと思われる、実務経験の無い地方の方から面接依頼のメールがきました。

私がまだ何も返事をしていない理由は、6月の終わりにメールは来たのですが、メール本文に書かれた3行しかない経歴欄の最後は、「2007年3月卒業予定」となったままでした。

以前から使いまわした3行の履歴だと思いますが、これも注意力が無さ過ぎますし、熱意を感じませんね。面接は時間の無駄だろうなぁと思ってしまうのです。自分で気づいてメール訂正が来るかなとも思ったりもしていますが、無さそうです。


仮にこれが卒業となっていたら、次はこういう質問とコメントをしたでしょう。

ミタス一級建築士事務所で、あなたがすぐに役に立つことはありますか?CAD図面が得意とか、手描きパースなら任せておけとか、現場が好きですとか、何か好きなものか得意のものがあるかどうかです。

実務経験の無い方は、私の指示の意味さえあまり理解できないでしょうから、私の時間がかなり割かれます。


それでも、今のスタッフを含めて育てているのは、私の住宅に対する想いを理解してくもらい、この日本の住宅業界に少しでも広めていく手伝いをしてもらえれば、日本の住宅が良くなると思うからです。自立はもちろん、他の事務所に転職していっても、構わないのです。考え方を広めるには、私ひとりより、少しでも多いほうが良いからです。


給料を払ってボランティアをしているようなものですから、覚悟のある方が良いです。

本物の住宅をみなさんに提供できるように、どこまでも向上心と使命感をもって自分を磨きながら仕事をすること。ミスや注意に対して、言い訳や自己弁護から始まるスタッフには、注意します。謙虚に学ぶ姿勢が常にないと、少し仕事がわかってくると、まだまだレベルは低すぎるのに、それがわからず驕りや狎れが出てきてしまうからです。


自分が向上することを楽しみながら、お客さんに喜ばれる仕事をして自分も喜ぶ人なら、ミタス一級建築士事務所で、ぜひ一緒に仕事をしましょう。




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スタッフによるブログ(1)

2007年07月02日 11時56分13秒 | スタッフのブログ
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

本日は、スタッフにブログを依頼しました。
これからもときどき、交代で書いてもらおうと思います。


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みなさん、こんにちは。ミタス 一級建築士事務所のスタッフS.Kです。

娘が通う小さな絵画教室の先生に勧められて、5月は国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に、6月は国立新美術館の「モネ展」に行ってきました。

どちらの展示もたいへんな盛況で、人波のうしろからピョコピョコ背伸びをしなければお目当ての作品を拝めない状況でしたが、
ダヴィンチの業績がすべて「いかに描くか」という模索の結果だったと知ったり、
モネが描き切りたかった一瞬の光を、『積みわら』などの連作で見ることができたり。
じゅうぶんに楽しめました。
・・・もっとも肝心の娘は絵より音声ガイドの操作に興味津々という幼さで、何を見たのかよくわかっていないようです。

私は絵はもちろん建築にも興味があるので、美術館に行くと2倍楽しめます。
特にここ数年に建てられた新しい美術館は、建物はもちろんショップやカフェを充実させて展示以外の魅力を出すのが一般的になっていますから、
展示の見学のあとショップを冷やかし、カフェで休憩し、建物そのものを見て回り・・・と何時間も滞在することになります。

昨年行った「安曇野ちひろ美術館」(長野県)は画家・いわさきちひろの個人美術館ですが、その楽しみを存分に味わえるものでした。
いたるところに置かれた座り心地のいい椅子(中村好文さんの作品)、芝生の庭に置かれたパラソルの下での食事、北アルプスを眺める絶好のロケーションに置かれたたくさんのデイベッド!
館を企画した松本猛氏(ちひろさんのご子息)の著書「ぼくが安曇野ちひろ美術館をつくったわけ」(講談社)を読むと、自身が体験した世界各国のユニークな美術館からヒントを得て、理想の美術館を作り上げていった情熱の一端をうかがい知ることができます。
私のようにわざわざ足を運びたいと感じる人が多いからでしょう。不便な場所にありながら開館10年ですでに約230万人の来館者があったそうです。画家の個人美術館としては異例のことですが、それも頷ける気持ちのいい空間でした。

新しい美術館が全国で次々にオープンしている昨今、私が行きたいと思う美術館のリストはふくらむ一方です。


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