世界的にパンデミックが加速している状況について、WHO世界保健機関のテドロス事務局長が危機感を示した。
※ 以下、FNNプライムニュース記事を掲載しました。
https://www.fnn.jp/posts/00050905HDK/202003242002_goody_HDK
首都封鎖ロックダウンの可能性を示唆
「世界中のほとんど全ての国で、合わせて30万人以上の感染者が確認されました。パンデミックが加速している」
日本時間の3月24日、WHO世界保健機関のテドロス事務局長が危機感を示した。感染者が初めて確認されてから10万人に増えるまで67日間、20万人に増えるまで11日間かかったが、その後、わずか4日で30万人に増えたという。
世界で「パンデミックが加速」する中、日本では新たな問題が起こっている。それが…
“海外からの帰国者たち”の感染だ。4月23日、国内で新たに感染が確認された40人のうち12人が、感染が拡大する海外からの帰国者だったことがわかっている。3月23日、過去最多である16人の感染が確認された東京都の小池百合子知事も危機感をあらわにした。
<figure> <figcaption></figcaption> </figure>小池百合子都知事:
世界各地で都市が封鎖されている、いわゆる“ロックダウン”をされているところで、海外から在留邦人が多く帰ってくるという状況がある。こうした方々を起点とするクラスターが形成される恐れがある。そのクラスターがつながったり、大規模なメガクラスターになったときには、爆発的な増加、いわゆる“オーバーシュート”が発生しかねない。この3週間は、オーバーシュートが発生するか否かの大変重要な分かれ道である。