上杉家御廟所の中に入ることは数年に一度しかないが、柵の外は自分の散歩コースの一つに入っている。何百回となく砂利道は朝昼夕方と歩いた。
数日前、散歩の帰り自宅近くで歩きの旅行者に御廟所の場所を尋ねられた。朝の7時頃だったので、正面の門は閉まっているが、一応そちらの方向を教えてしまった。正面の外からはほとんど御廟所の全容が分かりにくいので、散歩コースのビューポイントを教えれば良かったと後でふと思った。
御廟所の西側の道路からは柵越しに御廟所の中がよく見える。散歩していると1ヶ月に2・3台の車が、御廟所の駐車場を目指して来たのに迷い込んで来ることがある。県外ナンバーの車がほとんどだが、便利になったカーナビシステムのせいなのだろうと思われる。地図にの載らないような小さな小道も、カーナビはこの道が最短距離だと教えてしまうのだろう。あわてて引き返す姿を時々見かける。迷い込む御廟所の北西角から10m先は大通りがある。「急がば回れ」
歴代藩主の墓の左端に、太い杉の大木が立っている。御廟所内には千本以上の杉があると思われるが、
この様な大木は、正面参道の周り以外には滅多に無い。 (下の写真 ↓ )
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してみて下さい。
謙信公の廟の真後ろからの写真である。 ↓ ↓
近くを通る県道のケヤキ並木の緑が、日に日に濃くなっている。
あやめかかきつばたなのか? 白く可憐な花を開いていた。