今日は早起きして長井に出発した。途中でフラワー長井線西大塚駅に立ち寄ったところ、偶然にも中学時代の友人に会った。午前8時通過の下り電車と、10分後の上り電車を撮影した。
次に、約4km程北上し久保桜を見学した。臨時の屋台や出店はようやく店開きしたばかりだった。駐車場はまだ空いている所があったが、1時間も遅かったら大型の観光バスが次々に到着し、近くの駐車場には入れなかっただろうと思う。天然記念物の桜は満開だったが、枝振りが2・3年前とはまるで違っていた。老木のため雪で折れたのか、大きな枝の先があちこち欠けているところがあった。
その後、長井市内で写真を撮り、兄や姉のところに顔を出した。午後帰宅途中、川西町のフレンドリープラザ(井上ひさしの遅筆道文庫が併設)でまた、満開の桜を堪能した。朝は3度、昼過ぎには26度と冬と初夏が一緒になった様な1日だった。
3月末、定年退職後1ヶ月以内の目標として、献血30回の達成を挙げていた。本日の昼近く、山形駅前の「献血ルームさくらんぼ」に霞城公園の花見のついでに出掛け400ccの献血後、30回の記念品(ガラスの盃)を受け取った。山形センタービル5階に日本赤十字山形県支部の献血ルームがあり、2・3年前に出来たばかりで落ち着いた雰囲気の場所だった。私の他にも4・5人の出入りがあった。
霞城公園の桜は満開だった。南門と西側のお堀付近の桜を眺めてきた。その後西回りバイパス、蔵王みはらしの丘経由で上山に向かった。
茂吉記念館のあるみゆき公園の桜は丁度見頃を迎えていた。公園内の桜のトンネルは見事だった。公園に行くには、駐車場から奥羽本線の跨線橋を渡ることになる。たまたま、JR東日本の茂吉記念館前駅には、下りの普通電車が停車した。約10分後今度は、上りの山形新幹線つばさが米沢・福島・東京に向かって通過して行った。
早いもので、定年後2週間が過ぎようとしている。最初の1週間は孫が体調不良になり、乳児園を休んでいた。いつもの元気さが失せて、おとなしく、じっと我慢している姿がとても痛々しく感じた。ようやく、8日から登園出来るまでに回復し、一安心した。
ところが、今度は自分が孫と同じ病気の症状になり、10日までの3日間寝込んでしまった。13日ようやく酒が飲めるまでに回復した。定年直後は誰もが体調不良に陥りやすいと言うが、自分も例外ではなかった。定年の挨拶状の反響がポツポツと続いている。中学時代の恩師や、中高時代の同級生、かつての勤務校の先輩や同僚、15年前の後輩からも、はがきや電話、メールなどの返信があった。
少しずつではあるが、定年後の生活リズムに慣れつつある。昔の書類を様々整理していると、懐かしいものに出会う。つい、捨てられずに見てしまうので、部屋がなかなか片付かないまま、2週間になろうとしている。
しばらく振りに、上杉家の御廟所の周りを散歩した。