みちのくの風の旅人

米沢・山形・東北の自然や文化を季節の便りとして届けています。

東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その6 震災から1年後 ~

2024-03-31 20:13:28 | 東日本大震災に寄せる想い

13年前の東日本大震災直後は、日本中がいろいろと混乱していたが、ようやく1年が過ぎて落ち着きを取り戻した。当時のブログを見ると、その頃の感情が蘇って来る。

8年前のブログの特集記事を掲載しました。当時の元記事をご覧になるには、下のタイトルをクリックして下さい。

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東日本大震災から7年 ~ その6 震災から1年後 ~

2018-03-27 16:24:12 | 東日本大震災に寄せる想い

 大震災から1年後の2012年には、被災地から遠く離れた米沢では、普通の暮らしが出来る様になっていた。しかしながら、津波と原発事故の被災地では、まだまだ瓦礫の山に覆われて、住む場所を失った人達が県内外に避難したり、仮設住宅に移ったりと、大変な状況が続いていた。

  ※ 下のブログは、大震災からちょうど1年後にUPした記事です。

     ↓      ↓



  東日本大震災から1年  2012-03-11 23:47:10 | 東日本大震災に寄せる想い

   東日本大震災から1年。辛い記憶が甦る。山形県公立高校の入学試験が前日無事終わり、採点を朝から学校でしていた時だった。午後2時46分いきなり大きな揺れが2~3分続いた。子供の頃に経験した昭和39年の新潟地震と同程度かそれ以上だった。このブログを始めたのも、震災をきっかけにしたものだった。いつの間にか季節は1回りした。
 
  薄日差す平穏な寒い朝を迎えた。現在山形県には県外から全国で最も多い13,730人が避難している。3/4は原発による放射能の不安による自主避難者だという。福島市から車で1時間、米沢市には福島県の避難者が特に多い。現在積雪約90cm避難者には大変過酷な冬だった。

 東日本大震災1周年追悼式をTVで見ながら、2時46分に黙祷した。手術後の健康不安を抱えた天皇陛下の言葉には、深い悲しみと被災者に寄せる温かな想いがにじみ出ていた。被災県を代表して追悼の言葉を述べた人達の話には身に詰まされるものがある。

 書きたいことは沢山あるが、被災者の悲惨な心の状況はまだまだ癒されていない。がれきの山を見て心が痛む。被災地がれき受け入れ自治体&マップ[URL参照]を見ると、被災地に寄せる県民性が分かる。西日本ばかりではないが、遠く外国で起こっている事の様に考えている人が多いのか?山形県は福島・宮城に隣接し、いち早く昨年8月には受け入れを、県内の多くの自治体で始めた。山形県民として誇りに思う。  

 写真は2枚。一つは山形県産米のつや姫の玄米を、コイン精米機で精米している時のもの。バックには斜平山(なでらやま)の峰々、愛宕山と羽山が小さく見える。2~3ヶ月に一度、20年ぐらい前から30kg玄米の精米をしている。この様な平凡な営みを続けることが出来ることに、感謝。

 写真の2枚目は、ネットからダウンロードしたものです。

   ボランティア活動に汗を流す高校生 ..     http://bit.ly/zRHBXO

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8年振りの蔵王温泉スキー場

2024-03-30 21:05:32 | スポーツ

 このところスキーをしなくなったが、あっという間に8年が経っていた。日記代わりの様に書いている過去ブログ記事を検索したら、スキーの記事は8年前の天元台スキー場と、蔵王温泉スキー場に出掛けた時のものだった。

 今年3月末までに使用できる割引券をいただいたので、重い腰を上げて27日に行って来た。米沢の自宅から約50km、蔵王温泉の中央ロープウェイ乗り場前の駐車場に着いたのは、12時過ぎだった。蔵王中央ロープウェイで鳥兜山山頂駅に到着し、ようやく滑り始めたのは1時頃だった。

 暖冬と言いながら、山には4月まで滑れそうな十分な積雪があった。前日にまとまって降った雪も、気温が上がり重い湿り気の多いゲレンデコンデションに変わっていた。8年間のブランクは、我が身の体力と柔軟性の低下を思い知らされた。70歳の運動不足の身には大変応えた。

 中央ゲレンデの緩斜面のコースを3・4回慎重に滑ってから、パラダイスゲレンデに向かった。そこでは滑らず、4kmの大平コースを何度も止まりながら、温泉街に下りて行った。そのまま進むと、上の台ゲレンデに行くので、途中からサンライズゲレンデ、かもしか大橋を渡り、中森ゲレンデを滑り、中央ロープウェイ乗り場の駐車場にようやくたどり着いた。3時を少し回っていた。かもしか大橋からは、冬期間閉鎖されている大露天風呂が見えた。

 

 下のスキー場のマップに、黄色の手描きの線と矢印で、その日の移動エリアを描き入れました。

  後日改めて、下の見やすいMAPを追加しました。⇐ リンクを貼っています。

 帰り道、少々遠回りして、昨年12月に開業したばかりの「道の駅やまがた蔵王」に立ち寄った。ゆったりとしたスペースのある、落ち着いた雰囲気の道の駅だった。北に隣接している建物では、土産物や地元の産直野菜果物などを売っていたので、3・4品買ってから米沢の自宅に向かった。

 高速道路(東北中央道)を使ったので、道の駅を出てから40分少々で自宅に着いた。高速を使わないと1時間弱はかかる道のりである。信号がなく運転は楽だが、1,500円前後の高速代は、少し高すぎるといつものことながら感じた。

 蔵王温泉スキー場 ⇐ ウェブサイトのリンクを貼り付けています。

 蔵王温泉スキー場MAP ⇐ ウェブサイトのリンクを貼り付けています。

 

8年前のブログ記事を抜粋し、再度以下の通り掲載しました。全ての記事をご覧になるには、下のタイトルをクリックして下さい。

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蔵王温泉スキー場 2016-1 : スキーの集い

2016-01-17 16:13:57 | 北国山形の春夏秋冬

 15日から蔵王温泉スキー場に1泊2日で、山形県教職員退職者の互助会などが主催するスキーの集いに、今年初めて参加した。2年振りのスキーだったが、怪我をせず楽しんで滑ることが出来た。

 2年前までの10数年は、学校のスキー行事で年に2回程度、3・4時間滑る程度だった。職場のスキー愛好会の宿泊研修では、スキーをせずに、ウィスキーを飲み、温泉でゆっくりと過ごすことが多かったので、今回のように長時間滑ったのは10数年振りの事だった。

  約30名が4班に分かれて、蔵王スキースクールのインストラクターの指導の下、2日間行動を共にした。

    ーーーーーー 中 略 ーーーーーーーーーー

         ↓    15日の午後、ロープウェイ山頂駅を降りて、お地蔵さんをパチリ  。

 

 第1日目の昼は中央ゲレンデの下のダイヤモンドバレーのレストハウスで昼食を取った。雲の合間に強い日差しが射し、汗ばむほどだった。

 沢山の人が写っているのは、蔵王ロープウェイ山頂線の山頂駅方面を、お地蔵さんを背にして撮影したものである。

 

 2日目(16日)午前中の研修を早めに切り上げて、中央ゲレンデから大平コースを下り、上の台ゲレンデのレストハウスで昼食を取った。大規模ハウスのジュピアは小学生のスキー教室で混雑していたので、100m程離れたところに昔からあるエコーハウスで、ミニカレーを注文した。

    ーーーーーー 以 下 中 略 ーーーーーーーーーー

  宿のヴァルトベルクのロビーの写真である。窓の外には2m以上のツララが出来ていた。

 

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東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その5 震災直後の相次ぐ余震 ~

2024-03-27 07:44:00 | 東日本大震災に寄せる想い

なごり雪の朝を迎えた。13年前の記憶はだん段と薄くなりつつありますが、季節外れの寒い3月なのはどこか似ているところがある。ただし、13年前は積雪が20・30cmと大変多かった(前回のブログで紹介済み)。

ところで、震災直後のブログを見直すと、余震が頻発し、日本中に大変不安な空気が漂っていた。

前回の記事に続き、再度7年目の特集記事を掲載します。なお、記事のタイトルをクリックすると、6年前のブログ記事そのものが、UPされます。

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東日本大震災から7年 ~ その5 震災直後の相次ぐ余震 ~

2018-03-25 12:32:17 | 東日本大震災に寄せる想い
 2011.3.11の大地震以降、その直後の深刻なガソリンと共に、相次ぐ大きな余震で不安な状態が続いていた。
 大震災をきっかけに始めたばかりのブログに、当時の様子や心境が書かれています。原文のまま、再掲載します。
 

未だ余震収まらず   <米沢から>  2011-03-22 21:01:29 | 東日本大震災に寄せる想い

 米沢市内の勤務先の2階で、体感では震度4に近い大きな余震(TVでは3)がPM6時18分頃発生した。46分頃にも震度2か3程度の余震があり、まだまだ予断を許せない。
 昨日までの3連休でガソリン不足もだいぶ落ち着き、今日は米沢市内では1時間、中には30分以内で給油出来る所もあると聞いた。山形市近郊ではまだ1時間あるいは2時間以上と聞いた。さらに県内ではそれ以上のところもあり、昨晩からの給油待ちによってCO中毒なり重体となった人がいる。
 

 今日の夕方も米沢で震度3の地震が発生した。勤務時間が終了し、帰宅の準備をしている頃でした。連日大きな余震が続き、市営体育館に福島県から避難してきている500名以上の人たちは、大変不安を募らせているものと思われます。
  午後3時過ぎからは、大粒の雪が降りました。真冬並の厳しい冬がまだ続いています。現在積雪40~50cmあります。米沢は雪が多い所ですが、いつもの年ならもう平地の雪は消えている頃です。
 津波の爪跡の悲惨さが連日報道されています。死者と行方不明者を合わせて3万人を越えるのではないかと思われます。東京電力福島第一原発の事故も心配です。命がけで頑張っている人がいるので、放射能の数値にあわてふためくことなく、冷静に対応したいものだと感じています。
 
 「たった65年年前」という、ブログの記事があった。(次のURL)この記事の内容に同感します。広島や長崎では、今でも多くの人たちが原爆による放射能の後遺症で苦しんでいます。彼らの浴びた放射能は、現在TVで大騒ぎしているレベルをはるかに超えた数百倍、数千倍のものでした。今のところ、健康上問題ないと言われている人たちも同じだと思われます。広島県民や、長崎県民は今回のことに大変心を痛めているのではないかと思われます。
 

 午後7時54分、家族で夕食の団らん中に震度3の余震がありました。
 米沢を含む山形県南部の置賜地方は、地震の被害はほとんどありませんでした。川西町(米沢市の北に隣接)で小屋が壊れ、一時国道をふざいで片側通行となる事故がありましたが、直ぐ回復し大きな問題にはなりませんでした。米沢は、地震の時も停電になりませんでしたが、長井、山形など県内全域で12日の夕方まで丸1日停電になりました。一酸化炭素中毒による、二次的な被害がありました。
 ガソリンの供給も、平時の8割に回復し、今日は近くのGSで満タン(20分待ち)にすることが出来ました。
 一番の打撃は、山形新幹線が不通になっていることです。福島以北の新庄までは4月上旬に回復しそうですが、福島県内は下旬になりそうなので、東京方面からのアクセスが出来ません。観光客が激減しています。恒例の5月3日の上杉祭りも秋に延期がきまりました。
 

未だ余震収まらず(5)  2011-04-09 22:18:18 | 東日本大震災に寄せる想い

 【山形新聞】 つばさ、12日に東京までの直通運転を再開

 7日(木)の深夜11時32分、3.11大地震後最大の余震がありました。山形市では震度5、米沢では震度4あり、県内各地で再び停電になりました。山形市近辺、置賜では長井市や南陽市など、前回と同様の所で停電しましたが、幸い米沢では今回も停電に至らず、改めて「米沢は災害の強い町だ」と、実感したところです。置賜管内の多くの企業も停電により、臨時休業になったところがあります。 
 8日(金)奥羽本線、山形新幹線、米坂線、フラワー長井線も運休になりました。午後に復旧したものもありますが、ようやく本日、平常時に戻りました。                          
  9日(土)、また18時42分米沢で震度2の余震がありました。当時小雨の中、新潟県内の日本海東北自動車道を北進中のため、地震に気付きませんでした。                           
  米沢の田んぼには、まだ10~20cmの積雪があります。

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東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その4 震災直後の季節外れの大雪 ~

2024-03-23 22:50:10 | 東日本大震災に寄せる想い

米沢は季節外れの寒さが、13年前と同じように続いている。きょうは、時々みぞれ雪が舞った。13年前は除雪機がフル活動するほどのドカ雪があったとグログに残っていた。

前回の記事に続き、再度7年目の特集記事を掲載します。なお、記事のタイトルをクリックすると、6年前のブログ記事そのものが、UPされます。

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東日本大震災から7年 ~ その4 震災直後の季節外れの大雪 ~

2018-03-21 20:48:23 | 東日本大震災に寄せる想い

 今日は彼岸(春分の日)、それにもかかわらず季節外れの寒さになった。最高気温は4℃、風も強く肌寒かった。米沢は雪が降らなかった(気付き難い程の、風花があった)が、東京都心では雪が降っていた。雪が舞う中、咲き始めた桜の並木道を歩く家族連れの動画が、ヤフーニュースに流れていた。

 話を本題に戻すとにします。

 震災直後の記事を、新たに思い出して書くことよりは、当時の記事をそのまま掲載した方が説得力があります。

 そこで、震災から約2週間後のブログ記事をそのまま掲載しています。当時の不安な状況が思い起こされます。



   ※ 震災から約2週間後のブログ記事

    ↓  タイトルをクリックしてみて下さい。7年前のグログ記事の原文にリンクしています。

 季節はずれのなごり大雪

2011-03-27 12:06:51 | 東日本大震災に寄せる想い

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  [ 米沢市役所と道路の向かい側にある市営体育館(10時頃撮影) ]

  米沢はなごり雪というより、なごり大雪となった。約15cmの新雪が積もったので、除雪機を久しぶりにフル稼働した。地震後も何度か季節はずれの大雪があったが、ガソリン不足から、スノーダンプでしのいできたが、今日は除雪機に頼らざるを得なかった。この時期の大雪は、長い北国の暮らしの中でも初めてのことである。

 それでも、日中は日も差してきたので、寒さは和らぎつつあります。  避難所となっている体育館にある福島ナンバーの車には、雪の帽子が乗っていました。一日も早く、ふるさとに元気に帰れる日が訪れることを願っています。


  ※ 次回のブログでは、震災直後から度々襲った余震について、過去の記事を探して掲載予定です。

 

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東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その3 震災直後の福島訪問 ~

2024-03-21 21:53:18 | 東日本大震災に寄せる想い

春の彼岸、季節外れの寒さが連日続いている。今日も風花が舞った。

前回の記事に続き、再度7年目の特集記事を掲載します。なお、記事のタイトルをクリックすると、6年前のブログ記事そのものが、UPされます。

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東日本大震災から7年 ~ その3 震災直後の福島訪問 ~

2018-03-19 22:46:16 | 東日本大震災に寄せる想い

 震災直後は深刻なガソリンの状態が続き、行き付けのガソリンスタンドにも朝6時前から並んでも、10リットルしか入れることが出来なかった。ようやく4月に入り、落ち着いて来たので遠出が可能となり、2日に相馬市と南相馬市を訪問した。前回(3/12投稿のブログ)に、陸に上がった漁船の写真もその時のものです。6号線をさらに南下しようとしましたが、原発から30kmの所で国道6号線が封鎖されていて、いわき方面には行けませんでした。

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 そこで、約2週間後の17日にいわき市に行くことにしました。郡山からいわきに行く途中、三春の滝さくらを見学しました。大震災をものともせず、しっかりと大地に根を下ろし見事な花を咲かせていました。

 いわき市に着いてからは、市街地から北へ遠く離れた塩屋崎灯台を目指して進みました。かつて、部活動の春休みの合宿で2回ほど訪問したことがあったからです。7年ほど前に宿泊した民宿は丈夫な造りだったのか、外舘は残っていましたが、建物の中は津波でめちゃくちゃに壊れていました。周辺の木造家屋は全壊し瓦礫の山となっていて、目を覆いたくなるような惨状でした。

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 民宿(えびすや)から、北へ約2km進むと、塩屋崎灯台の北側に出ます。そこには、美空ひばりの「みだれ髪」の歌碑が建っています。

 灯台のある岬の南と北では津波の被害がまるで違っていました。海抜5m前後と南北変わらないのに、北側の歌碑の付近はほとんど被害を受けていない様でした。

 3度目の福島訪問は、4月2日と同様相馬市と南相馬市でした。震災から100日頃のことです。

  ※ ほぼ原文のまま、当時のブログ記事を抜粋し以下に記しました。

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東日本大震災から100日(その2)  011-06-18 20:40:09 | 東日本大震災に寄せる想い

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3度目の福島訪問は、2度の訪問[4月2日(土)・4月17日(日)]から1月半を過ぎた6月5日(日)、右足の痛みが治まりつつあったのでようやく実現しました。今度は南相馬市役所を目指しました。日曜日にもかかわらず、市民が数名訪れ、市役所の窓口もこの緊急事態のため休み無く開かれているいる様子でした。北の相馬市の賑わいと異なり、原発から30km圏内にあることから、原町付近は県内外への避難者が多いせいか、昼近くながら街はひっそりとしていました。市役所(写真)ロビーの、ハワイからの応援旗(写真)が被災者を力強く応援していました。海岸に向かうと、土台だけを残して、街並みは津波で全てを流されていました。国道6号線に戻り北上すると、漁船が打ち上げられ、水田の海水も引かず異様な臭いもまだ残っていました。至る所震災から3ヶ月近くなっても、傷跡はまだ癒されていないこと心を痛めました。
  南相馬市のホームページ     http://www.city.minamisoma.lg.jp/  

  ☆ 南相馬市は平成18年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生しました。

 相馬市のホームページ  http://www.city.soma.fukushima.jp/

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東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その2 震災直後の新聞電子速報版 ~ 

2024-03-19 10:22:33 | 東日本大震災に寄せる想い

3月も半ばを過ぎたが、季節外れの寒さが続いている。1月・2月の異常な暖冬が嘘のような日々である。きのうは、粉雪混じりの強風が吹き荒れた。今朝も、3・4cmうっすらと新雪が積もった。昼には消えてしまいそうななごり雪である。

前回の記事に続き、再度7年目の特集記事を掲載します。なお、記事のタイトルをクリックすると、6年前のブログ記事そのものが、UPされます。

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東日本大震災から7年 ~ その2 震災直後の新聞電子速報版 ~

2018-03-14 06:47:50 | 東日本大震災に寄せる想い

 日本大震災(2011-3-11)直後の混乱した状況の中で、停電が各地で発生した。幸い米沢市内は停電しなかったが、山形市や長井市、南陽市でも停電が発生した。ガソリン不足、物流の混乱による食料品や生活用品の不足。

 今振り返っても、かつてない異常事態だった。頻発する大きな余震、一日中テレビから流れる大津波の爪痕、東京電力福島第一原子力発電所一刻を争う緊急事態。

 東日本大震災 電子速報版  ↓ 詳細は下のURLをクリックしてみて下さい。

 http://yamagata-np.jp/sokuho/data/pdf/2011031202.pdf 

東日本大震災 特別紙面 (震災翌日の12日発行)  ↓ 詳細は下のURLをクリックしてみて下さい。

     http://yamagata-np.jp/sokuho/data/pdf/2011031201.pdf


ブログ読者の皆様には、気まぐれな数々の記事に関心を寄せていただき、大変ありがとうございます。

次回のブログでは、7年前の3月の記事「頻発する余震やガソリン不足など」を掲載する予定です。どうぞお楽しみに!

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東日本大震災から13年 ~ 7年目の特集 その1 震災直後の記事と写真 ~

2024-03-17 21:22:05 | 東日本大震災に寄せる想い

東日本大震災から13年のほぼ中間の7年目に、いろいろと振り返り特集記事を連載しました。

前回のプロローグのご案内の通り、これから数回に分けて、再度掲載し当時の事を思い出してみたいと思います。なお、記事のタイトルをクリックすると、6年前のブログ記事そのものが、UPされます。

ところで、私ごとの余談になりますが、停年退職してから今月で丸10年、光陰矢の如しを実感しています。夕方は一番風呂に入り、缶ビールや缶チューハイを飲みながら、大相撲のテレビ中継を見るのが毎日の日課になっております。今日17日は大阪場所の中日、地元山形県に縁の新大関琴乃若を応援しています。県出身の幕内北の若、十両白鷹山にも声援を送っています。

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東日本大震災から7年 ~ その1 震災直後の記事と写真 ~

2018-03-12 14:39:40 | 東日本大震災に寄せる想い

 日本大震災直後の混乱した状況の中から、私のブログがスタートしました。7年前東日本大震災が無かったら、ブログは生まれてこなかったかも知れません。また、福島県の浜通りや宮城県と岩手県南部に出掛けることも殆ど無かったかも知れません。

 ※ 震災直後の、ブログを始めたばかり頃の記事です。今年と同様、7年前も雪が多く寒い年でした。

    ↓     ↓



春の彼岸 大震災から10日経ちました。

2011-03-21 10:12:18 | 米沢の自然と文化

 涙雨かな。米沢の町はとても静かです。昨日夜7時頃、いつも賑やかなスーパーが、閑散としていました。

 早朝5時ごろ米沢で震度3の地震がありました。ちょうど夜が明けて明るくなりかけた頃でした。外は霧雨が降っています。米沢は5年振りの大雪で積雪がまだ60cm程度あります。


 未だ余震収まらず   <米沢から>

2011-03-22 21:01:29 | 東日本大震災に寄せる想い

  米沢市内の勤務先の2階で、体感では震度4に近い大きな余震(TVでは3)がPM6時18分頃発生した。46分頃にも震度2か3程度の余震があり、まだまだ予断を許せない。

 昨日までの3連休でガソリン不足もだいぶ落ち着き、今日は米沢市内では1時間、中には30分以内で給油出来る所もあると聞いた。山形市近郊ではまだ1時間あるいは2時間以上と聞いた。さらに県内ではそれ以上のところもあり、昨晩からの給油待ちによってCO中毒なり重体となった人がいる。
 


  この7年間を振り返り、震災後被災地を訪れて撮影した写真の中から、いくつかを数回に分けてグログに再掲載をしたいと思っています。

 次の3枚の写真は、ようやくガソリン不足が解消しつつあった震災直後の4月2日、相馬市と南相馬市を訪問した時に目の当たりにした光景です。

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 福島県相馬市南部の、海岸近くの住宅街跡地の写真です。郵便局の門票が刻まれたコンクリートの門柱が、無残に倒れていました。震災から2年後の春のことです。

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 次回も、7年目の震災の特集記事 その2 を掲載予定です。震災直後の新聞記事が、生々しい原子力発電所の事故を伝えていました。

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  ブログをご覧いただき、ありがとうございました。  

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東日本大震災から13年 ~ プロローグ 7年目のブログ特集を振り返る~

2024-03-13 21:51:47 | 東日本大震災に寄せる想い

 2日前の3月11日、東日本大震災からちょうど13年を迎えた。この13年間被災地を幾度か訪れ、その都度ブログUPして来た。7年間を振り返りまとめた記事があるので、再掲載して13年間の前半を振り返ってみたいと考えました。是非お付き合いください。後半については追ってまとめたいと思います。

さて、今年のスタートは元日の能登半島地震に日本中が衝撃を受けた。未だに多くの人が不自由な避難所暮らしをしている。一日も早い復興を祈るばかりです。

 先日、宮城県南三陸町の防災庁舎が、震災遺構として残されるとの方針が決まったと、TVニュースに流れた。

 私にとっても、大震災から3年後(2014年)の11月訪れた南三陸町の様子は、大変衝撃的でした。町の中心市街地はすべて津波に破壊されていました。沢山の人が犠牲となった防災庁舎の前に立てられた、お地蔵さんを今でも忘れることが出来ません。

 

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最初の訪問から8年後(2022年11月)に再度訪問しましたが、街はかさ上げされ震災記念施設や商店街が出来て、昔の面影は、唯一防災庁舎でした。

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  ブログをご覧いただき、ありがとうございました。  

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春はいつ来る 2024-3-8

2024-03-08 12:52:16 | 北国山形の春夏秋冬

1年半振りの投稿となりました。

グログ開設が東日本大震災直後でしたので、もう時期13年になります。ずっと走り続けて来て、緊張の糸がプツンと切れてしまい、気落ちは焦るばかりで二冬が過ぎてしまいました。

光陰矢の如しの通り、いつの間にか70歳を過ぎてます。

今年の冬は異常な暖冬で、1月・2月には4月の様な暖かな日もたびたびありました。 雪も降って消えを繰り返し、雪下ろしのために屋根には一度も上がらずに済みました。昨シーズンは、1m以上の積雪があり2度ほど雪下ろしをしたように記憶しています。

3月に入ってから、いつもの年の様な寒さが続いています。

今後は、空白の1年半の出来事も振り返りながら、マイペースで投稿を続けたいと考えています。

 

2年前には道路の脇に2m位の雪の壁が出来ていました。(当時upしたブログ写真)

 連日新型コロナウイルスの関連ニュースが流れていました。(当時upしたブログ写真)

 

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