ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

瓦質土器 薬壺

2023年01月11日 07時00分29秒 | 骨董
瓦質土器 薬壺

中世~近世、15〜17世紀頃の瓦質土器と思います。
あるいはもう少し時代も遡るのかもしれませんが、
江戸時代の17世紀にも瓦質土器の豚の蚊遣りがありますので、
上記の見解です。

瓦質土器は寺院跡等から出土するそうですが、
本品も器形は薬壺そのものです。
一度素焼きし、さらに今度は炭素を吸着させて再焼成することで
本品のように黒い肌となります。
強度を保つためでもあったのでしょう。
水を入れるとすっと吸収する肌ですが
短時間では染み出しも漏れもありませんでした。
仏教美術に通ずるものと思います。
静謐さ、という言葉がぴったりの小壺です。

径 約10cm前後
高さ 約6cm前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り誤差を含みます。
時代は当方見解ですので、ご納得の上でお求めください。

ご売約























この記事についてブログを書く
« 瀬戸 片口 容量約250ml | トップ | 絵志野酒注 »
最新の画像もっと見る

骨董」カテゴリの最新記事