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古備前花活

2022年03月11日 08時24分45秒 | 骨董

古備前花活

 
江戸時代のいわゆる伊部手かと思います。
それまでの備前は無釉でしたが、
江戸初期になると泥土を薄く塗り焼成する技法が成立しました。
本品が江戸初期かどうかは不明ですが、
個人的には江戸中ころと思っています。
 
荒々しさを残した姿で、ろくろ目が強く出ています。
何より高台が良いです。
花活けとして制作され、使用されてきたものでしょうから、
当然油臭もなく、当方では未洗浄ですが、洗浄していただいたらとくりとしてもご利用いただけるかと思います。
双耳は欠けたものだと思うのですが、ルーペでみてもその痕跡がはっきりわからず、
もしかした一部は欠けているかもしれませんが、元々こういう姿だった可能性があります。
 
いずれにせよ、現在ではかなり希少な作品かと思います。
主観ですが、眺めているだけでも心豊かになれるお品です。
 
口径 約3センチ前後
高さ 約20.3センチ前後
 
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。
サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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