志野盃。
江戸初期。
画像の通り、口縁に金直し、
そしてボディの約半分がかせてがさついています。
金直しの片方は共色の上に金を蒔いたようで、一部共色直しが露出しています。
見込みにはひっつきもあります。
李朝の本で浅川氏の愛用した小さな刷毛目の盃を目にし、自分もこんなふうに盃を育てたいと思っています。
この志野はあの刷毛目の小さな盃のように育つ可能性があると思いました。
そういうわけで文字通り毎日仕事場に持って行き、
昼間は午後の紅茶レモンティー、夜はたまに日本酒と離さず持ち歩いています。
和更紗の包み裂、保存箱付。
口径 約7.9センチ前後
高さ 約2.7-3.2センチ前後
ご売約