ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

井戸手徳利

2019年10月13日 14時25分54秒 | 骨董

井戸手徳利

時代産地ともにまちがいなくこうです、といえない代物です。

この風情にやられて東北の有名な先輩業者さんからわけていただきました。

個人的には17世紀後半以降の唐津系のものかと思っています。

精錬された土で磁器のような音がします。

当方で洗浄しましたが、もとより油臭がなく、

そこもよくわかりません。

というのはこれは明らかに国内の油瓶の形だからです。

当然2度窯による匂い消しも疑いましたが、

そうでもないようです。

容量は約250ml

酒を入れるとその匂いが非常に上品に香ります。

口径 約3.3センチ前後

胴最大径 約9.5センチ前後

高さ 約10.8センチ前後

画像と実物とでは多少色合いが異なる場合があります。

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黄瀬戸徳利

2019年10月13日 08時16分23秒 | 骨董

黄瀬戸徳利

江戸初期頃。

みごとな釉肌の古瀬戸です。

油瓶として制作されたものですが、

永い年月のあいだに油も抜け、匂いはありません。

発掘の手ではなく、早い段階でとくりに転用されたものかと思います。

口縁に丁寧な直し、容量は約400ml

高さ 約17.2センチ前後

口径 約4.5×4センチ前後

胴最大径 約9.7センチ前後

保護箱があります。

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唐津井戸手盃

2019年10月12日 13時52分54秒 | 骨董

灰釉盃

としていましたが、

以前から疑問があり、このたび詳しい方にお訊きすると

江戸期の唐津ということでした。

またその確認の前に発見したのが、同じような高台の茶碗。

「かつて内ヶ磯は唐津だった」2011 直方谷尾美術館刊

という図録にありました。

桃山~江戸初期のものではありませんが、古唐津のこの形で井戸と紹介されているのを

別の盃と徳利の本でもみかけました。

そちらは某著名なかたの所蔵だったかと思います。

 

座辺の骨董として愛玩いただければ幸いです。

径 約6.6センチ前後

高さ 約3.9センチ前後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


鉄釉面取筒盃 幕末京焼

2019年10月08日 18時37分19秒 | 骨董

鉄釉面取筒盃 幕末京焼

幕末の陶工印のある盃です。
非常に丁寧に作られた作品、
味わいみごと、
伝世の肌も魅力的です。
内側にはニュウもありますが、漏れはありません。
酒器コレクター氏が所有されていたもの。
ところどころ長石を噛ましています。
口径 約5.2センチ前後
高さ 約3.7センチ前後

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古備前輪花向付

2019年10月06日 15時41分34秒 | 骨董

古備前輪花向付
江戸中期と思われる古備前の向付ですが、
珍しいことに輪花形です。
見立て茶碗として当方で使い始めたばかりですが、
自然釉の嫌みのない景色にみとれてしまいます。
画像の通り、かすがい直しがありますので、
相当大切に使用されてきたのだと思います。
口径 約12.5センチ前後
高さ 約6センチ前後

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