小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

独り言:2対1にこだわるワケ

2010-04-05 15:37:52 | 独り言
ジュニア世代だけでなくても私の練習は2対1が基礎に含まれるように時間配分をしていくはずです。

というのもよく1対1に強くなりたいという希望や、指導者側からも強くさせたい、という意見をよく耳にしていました。1対1を強化させるには、やはり1対1のトレーニングをするべきだ!もしくはするべきなのか?という考えになります。


私自身1対1はめっぽう弱いのですが、聞いた話や本などで取り入れた知識、経験からそうだな、と行き着いたのが2対1からサッカーは始まる、という言葉でした。


今や1対1はフィジカルトレーニングにしかならない、選択肢がなくただの遊びにしかならない、など1対1の強化目的で1対1のトレーニングをしているチームは少ないと思います。


では何故2対1からのトレーニングをスタートさせるのか?


サッカーのあらゆるシチュエーションの中で最も多いのはパス、であるからです。サッカーをしていく中でやはり大事なのはキックです。そして、DFはパスコースを常に意識しながら守っています。まずは裏を取られない、インターセプトを狙う。と第一にパスカットを考えての優先順位を教えられているはずです。


DFが2対1になった(数的不利になった)時、初めてDFの選択肢にパス(迷いの原因)の要素が加わってくるのです。サッカーにおいて1対1というのは0の状態。ここからどちらかが数的有利に持っていくことで主導権を握っていくことになるはずです。


迷いがある中でDFをしない限り頭を使ってサッカーをしないでしょう。1対1のトレーニングだけをしてきたらパスコースに気付かずDFもOFもしてしまう子になってしまいます。その時頭を抱える指導者や保護者が少なくないはずです。

ドリブルが上手いイコールサッカーが上手いではありません。あくまでもチームスポーツだということを忘れずに指導すれば良いチームになるはずです。


2対1から教える要素はたくさんあるので、是非考えながらコーチングにあたってほしいです。

a href="http://soccer.blogmura.com/juniorsoccer/">にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村