小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

怒って良くなるなら皆怒ってる(押してダメだから引いてみる)

2011-06-08 21:11:49 | 独り言
さて、今日は遅れて来た子が一名。到着時刻は18:10。


これを通して私が伝えたいことを書きます。


私は「怒られる」ことが嫌いです。そして人の顔色を伺うことも好き嫌いというより不得意です。社会人になってもそうですが、一度やってしまった過ち・・に対して怒る人(上司、お得意先、先生、親など)はたくさん居ます。私はその「やってしまった」事に対して「怒る」というプロセスがあまり好きではないのです。


もう済んでしまったこと。それが例え取り返しのつかないこと、大きいことでも小さいことでも、やるべきことは今後への対策なハズ。怒られて、「同じ失敗をしたらもっと怒られる」というイメージを持たせるよりは次はこーした方が良い、こーしてみれば?などと言った方が失敗を恐れずにチャレンジしてくれると思います。


今日はその子から1000円を貰わずに、20分間リフティングさせていました。正直私はいち経営者としてコーチングする必要はないという考えの一つもありました。ゲームにも入っていたので長沢コーチが変わりに指導していましたが、逆の立場でもそーしていたでしょう。そこは育成の場であり今回の彼の失敗を彼自身にしっかりと受け止めさせて、次に活かしてほしい想いがあったのでゲームにも参加させませんでした。


来ることに確かに意味はあり大切でもあるが、練習時間等考えると来ることが効果的ではない時もある。


まず彼に「なぜ遅れたか?」を説明させました。「学校の何かが影響してるからそこから言ってみて」と。


まとめると、学校から朝プリントを渡され昼までに済ませる宿題を昼休みまでにやろうとしたが、普通の休み時間にはせず昼休み全てしようとしたが、5時間目の準備等もあり出来ず放課後に済ませようとしたが思ったより時間がかかった。そして帰宅時間が17:30。そこから準備してここに着いたらそういう時間になっていた。


「じゃぁ、今後は休み時間にやらなければならないことは遊びたい気持ちも分かるけどFonteの時間を考えて済ませていこう。普段の宿題も同じ、Fonteが無い日にやれることはやって早くFonteに来ていっぱい練習するとよくないかな?それはFonteがあった日でも勉強できるなら少しでもすることなんだけどね。頭が悪いやつはサッカーも下手だよ(笑)?」と。


次に、「家に着く時間がそんなに遅くなって準備する時間、ここまでかかる時間、ここに来てスパイクとかに履き替える時間、を考えてみて・・・どれくらい?」

30分から40分。

「うん、そーだね。だから今日は18:10分にここに来た。そこから20分に対して1000円払ってただゲームしてもお母さんは良かったね、って思うかな?君も思うかな?」

「思わない。」


「うん、コーチも思わない。じゃぁもし今後同じようなことがあった時に、その30分から40分を自主練習の時間にあててみると良くないかな?ここでやってるドリブル練習やリフティングなんかは1人でも出来るでしょ?今から行って1000円分の練習出来なさそうだな、とか今日Fonteに行くより自主練習のほうが良いなって思ったらそーしてみよう。今度からはここで1000円分の練習をしっかりと出来るように今日の失敗を活かしてください。」


彼は遅れてでもFonteに行こうと思ったから、そんな時間でも来ました。20分リフティングのみをして、最後は私からの上記の説教だけでお金も受け取らないクラブの意見をどのように受け止めたかは知りませんが、自分の意志でここに来た以上は良い収穫があったハズです。

全ての力を全うする力、それが全力なのかな

2011-06-08 20:49:27 | 活動内容 2010.2~2015.11
本日も感じたことを徒然なるままに・・・。


少人数というのは本当に細かい所まで指導が行き届くので効果的ですね。


先日のコーチ会でもここの所コーチ間の統一が図れている「キックフォーム」。これが悪い選手はやはり全体的に練習など様々な面で悪い影響が出ていますね。そんな選手は「外崎組」で徹底指導です、それはもうスパルタですよ。今、直さなければ!うらやましいですよ、「左手が上がってるよ」「手に力が入っているよ」などフォームに関しての指導をされていることは中々ないと思う。。


あと、ジャンプ。地道に伸ばしていく覚悟が必要ですね・・・。


あと、私生活での姿勢からくる「立ち方」「歩き方」「走り方」の改善点。普段の私生活での姿勢の悪さ、はたまた箸の使い方まで親はしっかりと指摘しなければならないと感じます。それは今後の人生においてデメリットはないことですから。コーチ間でも決め事になっている足を引きずって歩かないこと。あるコーチング本では「コーチのサンダルは不適切」とも書いていることもありますが、私はあくまでそれは指導時においての話で、いわゆる通勤時などはOKとしています。ただし、引きずる行為は禁止にしています。やはりダサい、そして姿勢にも影響する。


意識は本当に高くなっていると感じます。一日一日、一回一回の吸収力は高くなっているかな。また、ゲームでのプレー意識・・グッドです。まだまだ・・・まだまだチャレンジ出来るシーンは多いですが、ワンチャレンジづつ気付いているよサインは出しますが、それをコンスタントに出来るようにこちらのコーチングも行き過ぎないように気をつけます。大体、選手が良いプレーしてくれるとコーチは熱くなって「行き過ぎたコーチング」をしがちですからね、かなり気をつけています。


どーしたらそのチャレンジがコンスタントに出来、常に全力での取り組みが可能になる選手を育てる事が出来るか?それはコーチが全力で取り組んでから始まることですよね。


コーチ。とは目標に導く者。とある英和辞書に書いてあった。そして指導者という文字にも「教える」という文字はなく、導くと書いてある。改めて私が培ってきた技術、体力、知識の全ては今、指導している選手に教える為のモノであり、それがプロという夢に導く為のモノであると感じました。