小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

めまぐるしいのがサッカー

2011-12-09 21:27:56 | 活動内容 2010.2~2015.11
金曜は色々なメンバーが来る曜日になってきましたね。東久留米?村山?相変わらずここは一致していない・・・西東京市、小金井も様々な小学校のメンバーになってますね。そんな中「教えて教わる事があって、教えてもらって気付く事がある」をテーマに声を掛け合っての練習。


17時過ぎまで低学年を見ていたので、練習内容はあまり書けませんが本当声の量が多くなってきました。同じ練習でも色々な発見と発展があると感じます。また最後のミーティングでもまっちゃんからの言葉で「個々の課題が明確になってきている」本当にそう感じます。サッカーノートがここで色々な力を発揮すると思います。


ゲーム。一緒にプレーしていて感じた事がたくさんありました。DFの質がまずあがってきました→サンドのシーンが多く早く判断してプレーをしなければならなくなった→それに伴いOFの展開が早くなる→タッチ数が少ない中で効果的なドリブルのタイミングを見つけ出していた→駆け引きが色々な所で多くなりインターセプトの機会も多かった。


体を当てるシーンの見極めも格段と良くなり潰してほしい所できっちりとショルダーチャージが入る。すかさず近くのDFがサンドしに行く。攻撃でもピッチをいっぱいに使った展開が多く、オーバーも多かった。ワンツーもよく狙えていたし、と子供とプレーしているのに私のタッチ数もかなり少なく本当に色々な所にパスをさばけた感覚でした。


また、新しい課題かな?と思う所も出てきました。まだコーチングクオリティを上げる段階ですが、その中で「臨機応変」の力をつける事ですね。今はコーチングをしている中で変わってしまった局面に対して、すかさずコーチングを変えて対処しなければならないシーンで声が出ない。今日はその変えなければ、というシーンが多かったと思います。それでやりづらい選手もちらほら見えました。



コーチングを変えるとは判断を変えるという事であり、それは大きく言えば戦術を変える事になる。どのシーンでも個人からグループ、チームという単位で戦術が発生している。


そうなるとコーチングをしたと同時に、例えば自分がカバー役でサンドに行こうとしたが、右切りを指示していたのに右を突破されてしまった。左からのサンドの戦術を変えて(2対2の)カバーとして対応しに行かないといけないが、それによって出来たスペースにパスを出される危険もあり、味方がどこまでカバーに入ってるかもその時点では把握は出来ない。逆に数的不利の2対1の局面になってしまっている・・・なーんて展開もある。



臨機応変力?この力がついていけば、間違いなく面白い事になるなぁ。

駆け引きをする6歳と25歳

2011-12-09 20:33:37 | 活動内容 2010.2~2015.11
低学年のコーチングも最近は楽しい☆これまでの担当コーチの育成があっての、この言葉の入りやすさだと感じる。


今日も「簡単+簡単=難しい」をテーマに指導。全ての練習においてそのテーマを私自身も意識しながらコーチングしていく。


最初はラダーから。足はグーパー、手は頭・肩・開くの組み合わせ。簡単と簡単を合わせると「??」となる。選手にとって大事なのは考えて動く事。コーチにとって大事なのは選手が考えて練習しているかをみる事。


次にリフティング。これも一回蹴るのは簡単なこと。それを足していくと難しいになってる事を伝えていく。これも実は簡単+簡単なことなんだね~とか言いながら♪


ドリブル練習。インアウトって私は言ってるけど、ちゃんとフェイント名はついてる思う。日本人はなんでも名前つけたがるからね・・・簡単に言えばいいのに。この仕組みも色々と教えながら、話をよく聞ける2人だったので仕組みを教えるのに時間はかかりませんでした。この技?は2対1の時の実は「判断を変える」動きにつながってくるので効果的なのです(後付け)。上手くつながって良かった・・・過去に2対1から2対2に発展した時のような偶然(笑)この練習中もボールを直接見ないで練習してるねー、との声掛けは忘れずに。


時間配分が余りそうだったので、バウンドトラップ。これも簡単+簡単を意識しての練習なので、まずは普通に投げてバウンドトラップ。とりあえず2人共出来る感じになったので「じゃぁもう一つ簡単を足そうか!」とタッチしたら後ろにというか移動しながらバウンドトラップへ。楽しそうにやっていましたが、中々成功率はあがらず新しい発見をしたような反応でしたね。コーチがギリギリ成功出来るか出来ないかっていう所にボールを投げるのが大事。感覚をつかませないと。


で、2対1へ。まず、自分がシュートを打てない時は味方が打てると思うから、そーいう時はパスをしてあげよう。とデモンストレーション。でも、DFが「あ、パスを出すな!って動いたらどーする?さっきの練習で何したっけ?」とインアウトがここで出てくる。で、今日はとのコーチが「ドリブルかな?パスかな?」とか言いながらDFするから、そのとのコーチの考えと逆のプレー、とのコーチを騙せたら勝ち、というルールで。


「どっち?どっち?パスだ!」とか、「パスでしょ?ドリブルでしょ?」とか言いながらDFする。最初は簡単に取られる→意外と悔しがる(そりゃ自分のプレーが全てバレていたら小さい子でも悔しいと思う、を利用する)。そうすると逆のプレーをしだす。「パスでしょ」と言いながらパスコースを切るとドリブルを選択→素晴らしい!最初はとのコーチに勝ったとかなる。へへ、最初はね(笑)


次にほぼプレーの選択肢と同時のタイミングで「パスと見せかけてドリブルでしょ!」と言ってボールを取る。さっきのようにはいかなくなる→悔しい。これで後は、駆け引きの勝負になってくる。まさか今日の短時間で(ゲームも人数が居ないので2対1で終わりましたが)ここまで成長するとは思ってもいませんでした。判断を変えるというプレーもありましたし、私が騙されたシーンもありで年長さんと一年生でここまで出来るのか、と感動していました。


が、ヒモを結んでいないという事にどーやらショックを受け、最後は本気でやってと頼まれ今日の成長の喜びをへし折るコーチによって、本日の練習は気持ちよく終了(あ、私がね(笑))しかし伝え方一つでここまでのプレーをしてくれるというのはコーチとして最大の喜びです。