小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

戦術を知れば、声掛けが増える

2016-06-07 09:53:48 | 活動内容 アドバンスクラス
先週の金曜日のアドバンスがまた4人。


私としては4人開催が続いた事で3対2の情報共有をしっかりすることが出来たので、今後は選手はトレーニング、私はコーチングに集中できるかなぁ。


まずキックを大幅に改善できたKと君。基本的にフォームはキレイ。力の入り方も良い。でもミスキックに近い感じ。キックフォームを見た私には分かる、君の改善点はただ一つであることを(笑)軸足とボールの距離が近い為に、身体全体の力を上手くボールに伝える事が出来ないというか、力を逃がしてあげれていない感じ。軸足の距離一つでこんなにもキックが改善されたのは、君の元々のフォームが良かったからです。


カーブにハマっているHき君。インサイドでボールをビンタするイメージ・・掴めていたね。6年生でそこまで掴めるとは本当凄い!羨ましいよ・・そしてミニゲームの時に見せたボールタッチ!そんなにボールを細かく動かせるようになったの?ディフェンスもピカイチだし、ドリブルも良くなって、後はリフティングを地道に続けていくだけだね。私への返事の仕方次第ではマスターにあげてやろう(笑)


Kせい君。水曜のキック練習がモロに響いていたね。リフティングからキック練習で思いの外、力が入らなかったハズ。そんな日もあるさ・・ではなく、そういう日々を送った後、どう体調が変化するかしっかり知る機会になったかな。これから体の変化が激しくなって、自分のイメージとは違う身体の動き方をする時期も来る。精神的にも変化していくからね、サッカーノート始めようか。


Hと君。腕にハマっているね。1対1がとても楽しそうで羨ましい。相手に取られても何が足りなかったを知りたい感じで、ボールを持った時のチャレンジ精神は一番じゃないかな?ボールを奪われるという事も今はプレーの一環として経験を積んでいってほしい。本当だったらボールが取られるのが怖くてパスしてしまうからね。今一番感覚が鋭い時期、仲間に何を言われても1対1チャレンジしてジュニアユースに備えてくれ。


3対2ではディフェンスの最終目標を伝えました。よく「クリアしろ!」とか試合で聞こえてきますが、ほとんどの少年サッカー選手はただ大きく蹴ることをしか知りません。本来はディフェンス戦術が実行出来そうにない、今、相手を迎え撃つ事が出来そうにない・・から一旦はっきりさせよう。


という意味で「クリア」はっきりさせる。そして態勢を整えて相手を迎え撃つ。というハズ。


なのでクリアしてそのままカウンターで全員攻撃!っていうチームがクリアしろ!という声がけが聞こえてくると少し違和感を感じます。


戦術を学ぶと、自分たちが使っているサッカー用語の見直しの機会にもなって良いですね。


もし自分のチームが「声出せ!」という声が多いのなら、それはコーチが戦術を教えていない証拠でもあるんです。