ツタンカーメン 2008年01月26日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ 横顔と言えば、むしろこっちに似て・・・ませんか?そうですか・・・ 30年近く前、エジプトに心惹かれていた頃の作品「ツタンカーメン」です。 昨年の展覧会の為にお借りしてきて久々のご対面を果たせたのですが、息つく間もないような日々の中、ゆっくりと向かい合う時を持つこともなく、二度目の別れとなりました。
オニは・・・内にいる? 2008年01月25日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ 節分が近いこともあって、能面の顰(しかみ)を基に聡甫が創った赤鬼の短冊です。 下絵を描きながら、私の顔の横へ持ってきては「うわ~、そっくり!!」 聡甫は昔から、私の顔を見ては、獅子やオニにそっくりだと言っては笑うのです。 それを聞きながら絹甫だって「よくそんなこと言うね~!」とか言いながら、自分だって納得の大笑い。 そこへ学校から帰ってきた一輝にも同意を求めた聡甫が、「この押絵、誰に似てる?」と聞いたところ、「お母ちゃんの横顔!」 ホホホのホ~~~!!!ざま~ご覧遊ばせ~でした! もともと、仏像などでも憤怒の様相は、ただ単に怒りや怖ろしさだけでなく、こんなに道を示しているのに、まだわからんか~~という表情だそうですから、それを思うと、潜在意識の中の母親像なんでしょうね・・・ 私が鬼似ということではなかったという証明です。
ミンドロ島探検記 2008年01月24日 | のんびり ゆったり 幼友達の B特派員が、今回は海外から報告をくれました。 このきれいなホテル、フィリピンのミンドロ島にあるエル・モラ・ホテルです。 不動産と夢を扱う仕事をしていて、2年ほど前から、お知り合いの住むミンドロ島にホテル建設を進めてきていたのですが、ようやく建物が完成し、今回その視察に。 ここはホテルの正面。 こんなプールもあって、ステキでしょう?! フィリピンの離島・・・って聞いてたんで、もっとその・・・小屋のような感じかな~?って思ってたらビックリ!! ここミンドロ島へは・・・ マニラ空港からセスナ機に乗り換えて 近くにある火山の火口湖を眺めながらしばらく飛ぶと ミンドロ空港が下に見えてきて いよいよ着陸! 空港へはホテルから、赤いじゅうたんつきのお出迎え 歓迎のワイン!?・・・は、お知り合いのおじさんだから チャーター飛行機のサービス会社の中では・・・ ボランティア医師団(国境なき?)が順番待ち ホテルの食事を調査するのも今回の仕事 鳥や野菜は日本人にも、ど~ってことないようですが、お米はちよっと??みたい でも、そばにこんなきれいなビーチもあったり、ちょっと足を伸ばして、何もない非日常を味わうのには、とてもステキそうなところです。 ここに沈む夕日は最高でしょうね~ ホテルの優待もきっとあることでしょうし、一度出かけてみられませんか?
寝坊助ロダン 2008年01月23日 | やや個性派ねこ <script language="JavaScript" src="http://www.magicalmaker.com/js/mm.js.php?upwh=259003-1201219128-400-300"></script>
みやび流押絵インドネシア校 2008年01月22日 | こんな押絵(押し絵)がありますよ 年明けの5日から12日まで、聡甫はインドネシアのジョグジャカルタ訪問に出かけました。今回で6度目になります。 でも今回は観光ではなく、現地の方に押絵をご指導する使命を帯びて・・・ 残念ながら、秋篠宮さまのジョグジャカルタ御訪問と、僅かに日がずれてました。 昨年、プンバイヨン第一王女様との奇跡的とも言える有難いお出会いの時、押絵がジョグジャカルタの産業として成り立つように指導して欲しいとのご提案があり、「喜んで!!」と、聡甫がお約束をしたのです。 この王女様は、地域の産業発展に多大な功績を納めておられ、紛争などで食や住を失った人々の暮らしが少しでも安定するよう、日夜、国内外を走り回っておられる方です。 最近では、打ち合わせもすべてメールで送ってこられ、その度、聡甫の背筋はピッ! ホテルに着くや、王女様がお越しくださり、2時間に亘る綿密な打ち合わせ。 (その間、横を通る人たちはみんな、ビックリして振り返っていかれたようで。そうでしょうね・・・) 今後のことを考え、材料や道具類も現地で揃えるつもりでいたところが、明くる朝の教室始まりには、お話したものすべてをふんだんに王女様が調達して下さっていたそうで、その行動力に聡甫は圧倒されたようです。 もっと驚いたことに、指導は朝8時半から夕方5時まで、5日間ビッシリ!!バイクで1時間かけて習いに来る人もいたそうです。 5~6人のグループに分かれてもらい、最初の日だけはこちらで用意した教材を使ったのですが、2日目からは、自分達で描いた絵を基に、切って、ふくらみをつけて、貼ってという行程をすべて自分達でやってもらったところ、その出来上がりの素晴らしさは感動的です。 これはこちらで用意していった蝶々、1日目の課題教材です。 それが、二日目、三日目となってくると・・・ みんなが思い思いの図柄を描いて、更紗の柄取りもすべて自分達で考え、ここまで出来るように!さらに・・・ 皆さんの独創性と手先の器用さは、想像はついていましたが、ここまでとは! やはり、趣味の楽しみで習うのではなく、生活が掛かった状態で身につけるよう、王女様から選ばれた人たちは、必死さが違いますね。 男性陣がまた、なかなかの腕前ぞろいだったようです。あっ、真ん中は現地の人ではなくて、聡甫です・・・ 国を越え、宗教を越え、押絵の技がその国の発展に少しでもお役に立てるチャンスを頂いたことは、これまで120年の流れの中で初めてのことです。 次はまた、5~6月ごろ、来て貰えないかとの有難いお言葉。 この方たちが、がんばって押絵の種をインドネシアの地に育ててくだされば、どんなに嬉しいことでしょう。