春の汚掃除

夜半に降った雨も上がり快晴。

弟である旦那の情報では、義兄も癌になってから眠れないらしいが、
勿論、私もギンギンに目が覚めている。
仲が良ければ癌友としてお互いに、「ＮＤＫ(ねぇ、今どんな気持ち？)」をやりたいほど。
いや、言えば大真面目に宗教を勧誘されると思うが。
そして旦那は普通通り、良く食べてよく笑う。
何があっても食べられることが凄いし、へこたれないように見える。見せている。
私は気が張っていても、やはりどこかぼんやりしているんだろう、
ごみの回収日なのに初めて曜日を間違えてしまった！
また、インコの入口の鍵をかけ忘れ、旧ちゃんがカゴの外で遊んでいたり。
それでもミスが多くても、ガサガサ動いていたほうが気が紛れる。
検索して小西博之さんの腎臓がん闘病を読んで、昨日は水腎症を心配していた上、今日は脾臓の爆発で即死を心配することになった
まぁ大変参考になり、生きぬく力の励みにはなりました。

たまには松岡修三カレンダーもまともな事を言う！！買って良かった。


さて、もし前開きの浴衣とかが必要ならと、前回の入院グッズを確認し、洋服をもう一度見直す。
亡き母は洋裁と編み物がプロ級の上、ダンスのサークルにも入っていたので遺品整理時、洋服は車で何往復もして捨てた。
生前大事にしているもの(しかも手作りの凝ったもの)を捨てるあの辛さは、味あわせたくない。
それでも残る着物も洋服も、義母を通して貰ってくださる方に郵送したのだが、段ボールの数と宅急便代には驚いた。
それに比べて自分の着るものなんて４５ℓのごみ袋４つくらいだと思う、靴も４足までに減らした。
何かあったら、洋服は畳んだまま袋に入れ、資源ごみの日に数十メートル先の集積場に置いてくれればいい。ホッとした。










旦那は捨てられない人なので何でも取っている。それはもう放置しておくしかない。
クローゼットのほとんどを旦那のものにした。
全ての引き出しの物を、一番簡単な方法で畳み直し、プラ段を挟んで崩れないようにしたが、いつまで持つか。
懐かしい劣化した洋服達だが、その普段着を着た日常が今はいとおしい。
こういう面倒な季節のあれこれをもうする事が出来なくなるかもしれない、出来ているうちが幸せだったのだ。

朝の風景。


夕方の風景。


私を中心に猫は廻っている、本当に心配だ、最後まで看取りたいから。

落ち込んででなんかいない、
明日は早起きして腎臓がんの権威の大学病院に、紹介状もコネもないが並ぶのだ。
頑張れ、自分！！