ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

雨に香るクチナシ

2018-06-10 00:01:08 | 日常
一日中雨。22-20℃




昨夜も痛くて、まんじりともしていない。
雨の日の猫は眠いと言うが、一日中寝てますわw










昨日、先生にいただいたすべり止め。
※ようは市販のものを切れば良い。






練習中、先生の私を励ます、
上手く弾くと「そう!」「そう!」と嬉しそうに脇からかけてくれる、
掛け声が耳によみがえる。
4つの弦のボーイングの仕方は微妙にみな違う、
昨日は、A線に至っては大昔から弾いているプロに見えるwと先生は嬉しそうだった。

弦を共鳴させるには弓を最初と最後、弦にがっとBite(咬みつかせねばならない)する。
それでいて、やみくもにギコギコしてはいけない、共鳴は止めてはいけない。
基礎練習が8割の楽器である。
地道な練習時間の蓄積がものをいうと思っている。
あと、とにかく爪を短くし、指と手のひらの筋肉を作ることに尽きる。
構えた楽器が全然下がらなくなった、ここまで体が出来ることが大変だった。
外見はバイオリンでどんどん変わっていく。
(ただし、リウマチでは外見は変わらせないぞ!)

そして、この楽器はみなが違う音色を出しているので、
自分の好みの音に近い先生につけることが一番である。
私の先生は、私の好きなパールマンの音に似ていてよかったと思う。
先生はパールマンを意識していない模様だが。
そして、私はその音を少しでも模倣する事に今日は費やした。

ようやく少し澄んだ音が出たところで、雨の中気晴らしに散歩をした...。










郊外のショッピングモールにはクチナシが満開で、




売却した実家の庭に、置いてきてしまったクチナシを思い出してしまった...。
思わず顔を近づけて、香りを思いっきり吸い込んだ。

すると、家で聴いていたクラッシックと、母の声がよみがえった。
「ディズニーアニメの『眠れる森の美女』はチャイコフスキーなのよ、素晴らしいわ!」って。
私は小学校にも入学していない。これが初めてのワルツだった。

現在、4拍子よりは、3拍子を弾いた時の方が褒められる、
子供は大人と違い一拍余ってしまう、すぐに出来ないからだ。
そして「三拍子を弾くときは、2小節毎に意味を持たせて弾くのが良い」と、
先生は私の楽譜の2小節目毎に、鉛筆で薄く線を引いた。
先週、それを教えてていただいた事もよみがえった。

新しい事を知ること、学ぶことはなんて楽しいのだろう。
まして、学ぶのは美しい音楽であるのだ。何という幸せ。
こうして休憩すれば、家に置いてきた楽器がすぐに恋しくなってしまう。
帰り道はずっとワルツを口ずさんでいた。


クラシック名曲 バレエ音楽《眠れる森の美女》 第1幕「ワルツ」


舞踏会の美女
"Belle of the Ball" - waltz by Leroy Anderson


もう、三拍子の極みです!!
コメント (11)
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