ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

天にも昇る

2018-06-23 00:22:01 | 受けて立つ
曇りから雨へ。24-20℃




夜半から体の痛みで参ってしまう。まんじりともしない。
しかも、再び、肩と手にまで病魔が及んでいるのが辛い。
右目も出血している。
もう、このまま進行して、弾けないかもしれないなって…漠然と思う。








練習はしたけど、今週は練習量は少ない、
したくても身体の自由が効かない、出来ないのだ。
朝は髪を梳くのも辛かった。
辛うじて今日やるところを予習。

楽だから、頭からワンピースをかぶって出発。
こうなれば鎖骨を、鎖骨を最大限利用するしかあるまい。楽器をひっかける。
ピンボケでラッキーw



行ってくるぜ!
土砂降りの中、楽器を守りながら到着。


先生に体が言うことを聞かないことを打ちあけ、
それでも指導は普通にしていただきたいとお願いする。

そして、今日は沢山褒められた!



先週のは合格し、さらに、弓を早く動かすことに進み、
ボーイングのいくつかはとても綺麗だと褒められ、音も綺麗だと褒められた。
そして、私の音楽性はとても優れているとおっしゃってくれた。


自分のボーイングの型の癖を直され、(バイオリンの世界はコンマの世界なのだ、1㎝でもずれたらそれは弾けても駄目なのだ)
綺麗な形の移弦が、今日は肩が効かないので出来ない、それが次の課題になり、(治るのだろうか、私の身体よ)


最後に「音楽性」の話になった。
これは4分音符のミの1音であるけれど、
このミには「8部だと2つ、いや、16符、それ以上のものを込めて弾く!」と。
「他の楽器はみな音が減衰していくことによって成り立つが、
バイオリンだけは、貴方の気持ちをこの1音に増大させることが出来るのよ」と。

そして、先生の伴奏でもう一度弾き直した、
自分の今持てる全力で、
ただし、音は一拍の短さ、それに、どれだけ自分の気持ち(共鳴の全て)を込められるのだろうかと...。
先生は褒めてくれた。

私にはこの瞬間わかった、
プロの誰もが自分の音、例えば独自のドを持っている理由が。
そして語彙が豊かな人がいるように、この1音をいかに豊かに表現するのかが勝負なのだと。
そして、私の音も、決しておかしくはない事を。

私は難解な曲を弾く前に、墓場に到達しそうだけれど、
もう、技術は追いつかないかもしれないが、
私は、先生の褒められた私の音楽性の力で、人を感動させることが出来るかもしれないと。
語彙は少ない私であるが、楽器では自分を表現出来る方なのだと。

そして、私は今のところ、先生はとても優秀な生徒だとおっしゃってくれた…。
今年中に、私の夢見ていた奏法を先生は教えられそうだという。
こんなに早くですか!
もうそれが、それが、嬉しくて、今日は天にも昇る気持ちであった。
先生はブログに、褒められたって書いていいわよってwwwww

先生にお会いした時に、お世辞なのでしょうけど、
耳が良い、頭が良いと言われた、
話していて楽しい、私の描いた絵を見たいともおっしゃられた。
音楽なのに絵を見たい、その理由がわかったのだった。

音楽性とは、、、
多分、今までの人生の中で、
何をふんだんに学び、感性に取り入れたかだろうと思う。
帰りにTSUTAYAへ。

もう一度、色々勉強してみよう。
どちらかというと苦手な分野も借りた。



【おまけ】
モスキート音『耳年齢テスト』 (ロンドンハーツ、月曜から夜ふかしでも紹介。大人は聞こえないと話題の音)


聴力テスト:人間離れした聴力をお持ちの方に
コメント (8)
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