ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

いくら考えても、

2018-06-28 00:10:14 | 日常
昨夜、窓を開けて、
流れる雲と丸い月を見ていた、
いくら考えても、正解などないのに…。






明けて、曇りから晴れへ。32-25℃




熱は下がらない。




普段の日課。基礎練習が8割は一生。
例えば、毎日一小節でも、好きな曲をやるとする、
そうやって大好きなカノンは、習うわけではないが2か月でほぼ制覇出来た。
倖せとは、毎日の努力の積み重ねである。







近頃は、ほぼ座っている。
立ち姿こそのバイオリンだと思うのだが、
悔しいけど、すぐに、疲れてしまって…。





時の流れるのはあっという間だ、
あれだけ待ちわびた、西洋ニンジンボクも、もう終わりに近い。


















夏バテのバラ一輪。




秋には治る事を信じて。



【昨夜観た映画なんぞ、少しだけ紹介。】

映画『それでも夜は明ける』予告編


「それでも夜は明ける」ウィキ

南北戦争(1861-1865)での開放奴隷以前に、自由黒人という位置づけがあって、
その自由黒人であり、音楽家であったソロモン・ノーサップ
(1807、1808うまれ?)が、
1941年から奴隷として暮らした『12年間の奴隷』という手記をもとに映画化されている。

主人公は奥さん子供もいて幸せに暮らしていて、バイオリニストの仕事で行ったワシントンで酒に薬を入れられて、
泥酔して目が覚めたら鎖につながれて奴隷になっていた!
(当時南部では奴隷が輸入禁止になって不足、北部で黒人を誘拐して南部に売る商売があった。)
ここらが予告のシーンです。

その後の12年の生活は悲惨ですし、暴行などの残虐シーンの数々はもう…観ていて辛いものがあります。
しかしその絶望の中、
主人公のソロモンは希望を持つことを、諦めることをしない不屈の精神を持ち続けるのです。

俳優陣もマイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ブラッド・ピットとか有名どころが一杯です。
バイオリンつながりで借りたのですが…アメリカの奴隷制度の黒歴史を学ぶことに。
例えばストウ夫人の「アンクルトムの小屋」とか、
マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラとマミーの関係など、
小説には沢山、奴隷の扱いが書いてあったとしても、、、
当時の黒人奴隷の多くは字を書けなかったのですから、この手記は大変に貴重です。

また、ここでは、搾取する奴隷主は熱心なキリスト教信者であり、
搾取される奴隷側も熱心なキリスト教信者なんですよね。
なのに、白人側は黒人側をなぶり殺しても天国に行けるのだという、すざましい人種差別の思想があります。
そこの関係を見ても私は、、、
アメリカ開拓使における、ネィテブインディアンの土地を奪い、キリスト教に改宗させても殺していく関係を思い出したりしたわけです。
※私の好きなローラ・ワイルダーの大草原シリーズにおいても、
ローラの父、チャールズ・インガルス・ワイルダーはインディアン居留地であるのを知りながら、
そこに無理無理入植し、小麦畑を開拓してしまったり、
(結局そこは捨て去るのですが)白人側の差別、御都合主義を感じるわけです。
ああ、余計な毒を吐いて(ry 👈忘れてください、基本、家族愛中心の良い童話ですm(_ _"m)

そして、これ、
拷問、虐待が辛いけど良い映画です。(ああ、目的の音楽の勉強にはならぬwが…。)

私が詳しく書かなくても、全てのネタバレがここに。
コメント (2)
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