まだ全国に 江戸時代の名残が色濃かった明治時代中頃から 外国人の往来と滞在があって
その文化を反映した 独特な雰囲気が 当時の上流階級の人々に好まれて 発展して来たと言われる軽井沢
それだけが理由じゃあないだろうけれど 同じものにも いろいろな言葉が氾濫している
例えば お菓子のタルト タート トルテ タルトレット(大小の差) 焼き菓子
同じ人の名前でも ミシェル ミカエル ミヒャエル ミゲル マイケル
有名指揮者なんかを 冠する時も マスター マイスター 近頃よく聞く マエストロ・・ 昔の日本なら「先生」
近頃は 語学にホントに詳しい人も 国際的に視野の広い人も増えて来てるから 笑い話にもなるけれど
別々の人だと思っていたら それとも 長い名前の人だと思っていたら 同じ人だったなんて笑い話もあるんだ・・
昔の話の中では 別荘にお手伝いさんに雇われた地元、軽井沢の人が 耳で覚えたそんな言葉を伝えたお料理が
別の外国人の別荘で仕事をした人は 別の名前で知っていたり 雇った側のお国柄が伝わる料理方法が伝わったりと
身近な「国際親善」が たくさん有ったらしい
知っているものでも 別の名前で言われて慌てた事もあっただろうね
外人と言えば みんな アメリカの人(英語圏の人の意味)と 思っている人も少なくなかったんだよ
今は いろいろな国の人が訪れたり滞在していて それぞれに違った言葉や文化があるとわかる時代になったけれど
逆に使い方がおかしくて アメリカ人の指揮者を紹介するのに「マエストロ」なんて言ってる 日本人もいる
でも いろいろな国の言葉がその国の人たちの口から身近に聴けるって すごくいいよね