軽井沢には その詳報の有無にかかわらず 自認、周知はともかく
著名、有名、話題の人の滞在、往来は避暑地の黎明期以来 ・・ 多いようだね
所有する別荘などの 来歴、詳報まで披露するオーナーから
何かのきっかけで 近隣の住民さえも「 へぇ~ あの別荘、そーだったんだぁ~・・ 」
って経過の 有・著名人オーナーまで 様々あるようだ
小説家にしてお医者様・・でイイんだろうか 加賀乙彦さんが先週12日に亡くなられたそうで
初七日にもなる今日、報道で訃報が伝えられたね・・
あまりに知られたお名前はもちろんペンネームで ご活躍中に軽井沢に関して伝わるコメントには
「 僕は執筆に行き詰まると、必ずここに来るんです。すると、不思議なことにとたんに書けるようになる 」
とあって その「 ここ 」は もちろん軽井沢
江戸時代の中山道 追分宿の宿場通り浅間山側の一角にあるその別荘は
その周辺に 加藤周一、中村真一郎、福永武彦さんなどなどの別荘や「 仕事場 」往来もあって
その前身には 室生犀星、堀辰雄・・といった人々の思い出にも繋がって行く
旧軽井沢とはまた違った あまり 急激な俗化に流れなかった軽井沢
静かにして 放ったらかして置いてくれる 「 軽井沢 」の姿が この周辺にある気がするんだな
ここで書き記されただろう作品も 加賀乙彦さんはじめ各氏に少なくない
しばらく 寒い日が続くそうだから 興味が湧いたら調べて、ちょっと読んでみたら
加賀乙彦さん ご冥福をお祈りします