昔からの暦の上で 小寒(しょうかん=今年は1/6) から 大寒(たいかん=今年は1/20) に向かう今の時期
軽井沢では なんだか 例年より体感で温かいな・・と感じる日もあり
例年通り・・とか、一段と今後寒くなる・・って予報も伝わったりしていて さて
どんよりとした今日は これから 雪が落ちて来るのか・・寒さが強まって行くのか・・
みなさんの身の回りでは どんなですか ?
昭和の後半の頃、軽井沢では当時の 「 天然氷 」を切り出していた近隣の「 氷池 」から
同じくらいに切りそろえて切り出した 氷を使って そう、大きな氷ブロックを積み重ねたり
削ったり 成形したりして 氷像から滑り台や人気のキャラクターをイメージした「 作品 」etc・・
「 軽井沢氷祭り 」なんてのを開催して
当時は酷寒中の催しとして人気を博していたそうだよ
会場は 今の千ヶ滝温泉の辺りに大きく展開されていた軽井沢スケートセンターと
軽井沢駅前の 今の矢ケ崎公園南側の道路
大寒前後の酷寒中に 多い時は2桁数の作品を町内外の有志グループや企業チームが
連日連夜氷像、氷モニュメントの制作に励んでいたそうだよ
氷の確保や 酷寒期の夜間作業を続けられるアーティストの減少などで
今は行われていないけれど 思い出のある人は少なくないと思う
みなさんの近くにも もしかしたら いるんじゃないかな
ちなみに 軽井沢観光協会のHPによれば
軽井沢の極寒の気候を利用した地場産業に、天然氷の製造があった
大正時代には多くの製氷業者もあり、電力による製氷が普及するまで、天然氷の製造が盛んだった
軽井沢で天然氷の生産が盛んになったのは、外国人別荘の冷蔵庫に使うため、天然氷を氷室(ひむろ)に貯蔵し
各別荘の冷蔵庫の大きさに合わせて切断した氷を定期的に配達したからだ・・・(1部を転載)