Kという男・・・。
突然の訃報。
ネットに載っていた。
21世紀に入って何年か親交があった。
なっつと3人でコーラスしたりして素人なりに
音楽を楽しんだことがあった。
Kは「ピアノの森」の主人公の名前「カイ」から
自分のハンドルネームをとった。
その集まりが自然解散してからいつしか疎遠になり、
生活に埋没した。彼は好きだったシンガーソングライターの
集まりにいくようになりそこでも人脈を広げたようだ。
どちらかと言うと何となく弾けてしまうので、練習
しなくても形になってしまう。
スキーはA級を持っていたから、運動神経はいいと思う。
そのノリでのギターだからそこそこ弾けていた。
初期の押尾コータローなどもコピーしていたし、
スティーブ・ハウの「ムード・フォア・デイ」等も、
名刺代わりの1曲になっていた。
イケメンで優男だったからある意味ちやほやもされたが、
独身を通していた。
どういう事情でかは知らないが、なぜ、俺らより早く
向こうに行ってしまったのか・・・。
なっつとお別れに行こうと話した。
自分より若い輩が先に行くのは、いずれもつらい。
名刺代わりの1曲
・YES / MOOD FOR DAY
https://www.youtube.com/watch?v=OrJsgdjOqGY&list=RDOrJsgdjOqGY&index=1
彼が弾きたいといっていた、ローラン・ディアンスの「リベラ・ソナチネ」より
第3曲フォーコ(ほのお)。
Roland Dyens - Fuoco
https://www.youtube.com/watch?v=A5nWAJLCrtc
意外とラテン系で情熱派なんだなとその時思った。
その彼はもういない。
追記
お別れに行ってきた。
枕花を置き、先に来ていた関係者に話を聞いた。
昨年から入退院を繰り返していたようだ。
1年ぐらいで逝ってしまうという事は・・・。
もっと早く知っていれば、でも後の祭り。
でも、某アーティストのファンクラブの関係者に
見守られていたから、そのオフ会でも人気者だったらしい。
その分幸せだったと思う。孤独ではなかった。
自分の人生の課題を終えて戻られる様だ。
あちらでも好きなギターを弾きながら、皆の集を
楽しませてください。きっと楽しい集いになりますよ。
あなたはあなたが思っているよりあなたは愛されている。
よかったね。
合掌。