MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

パスカル・ロジェ(ピアノ)ミハウ・ネストロヴィチ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2023-01-12 20:09:42 | 音楽夜話(クラシック)
1・12
03:00-05:30 19.00-21.30 Polskie2


バーンスタイン:バレエ音楽「オン・ザ・タウン」~3つのダンス・エピソード
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
ソリスト・アンコール サティー:グノシエンヌ第5番

バーンスタイン:ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」~シンフォニック・ダンス
パスカル・ロジェ(ピアノ)ミハウ・ネストロヴィチ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
2012年5月18日 ワルシャワ、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール


より、ラヴェルとガーシュインのピアノ協奏曲。
フランスとアメリカの饗宴とでもいおうか。
ラヴェルのセブンスの使い方も無理なく弾きこなしている感じだし、ガーシュインの
曲の掴みも悪くないと感じる。同2曲のカップリングでアルバムも出している。
ガーシュインのほうはあまり実演でも聞かないけれど、割とよくできた作品なのでは、
演奏の仕方によっては迫力もあるし、頑張って演奏しがいのあるものかもしれない。
一昔前の録音だけれど、ロジェも今は71歳。60代の演奏だけれど年齢を感じさせない
ものだった。ブラヴォー。
アンコールはお国物のサティー。ありだね。


1月12日生まれのジャズ・マン  ジョージ・デューク

2023-01-12 20:08:03 | 音楽夜話(ジャズ)
1月12日生まれのジャズ・マン  ジョージ・デューク


George Duke (Piano, Keyboards-Various) 1946–2013. 生誕77周年 没後10年


初めのころはある程度のシリアスJAZZやってたんですね。知らなかった。フュージョンとか
ブラックミュージック系の音楽してたと思ってました。
その前はMPS(ドイツのレーベル)から、アルバム出してたのは知りませんでした。
MPSのものもレベル高いと思います。多分時期が合わなかったのだと思われます。
その後自分の方向性が見いだせて、ブレイクできて、ご本人の努力もあると思いますが、
その前の下住みの時代の積み上げがよかったのかもしれません。
センスもあるし、テクニックもアイデアもありそうですね。
それがブレイクするのですから、何があるかわかりません。
今日はMPS時代のアルバムを聴いています。




The Era Will Prevail (The MPS Studio Years 1973-1976)ジョージ・デューク
https://www.youtube.com/watch?v=oVvaY-gtotI&list=OLAK5uy_mGACsWQEklRBvDcq-BnB0TUUAs1sYXcqw&index=1


女声に引き付けられる声。

2023-01-12 14:01:23 | 音楽夜話(音楽一般)
女声に引き付けられる声。




歌が上手いとかは別に、その声自体に引き付けられることが
何回かあった。


10代出会ったのでは
カーペンターズのカレン・カーペンター


カーペンターズは、「スーパースター」あの歳で、この内容と
いう背伸びしてる感あるもそこにはまった。天才ですよね。
いまだに個人的なところでは声の代わりになる人はいないと思っている。


赤い鳥~ハイファイ・セットの山本潤子さん。


中学時代、現役で「翼をください」を友達とうたって遊んでいた。
合唱コンクールではない。オリジナルの時代だ。
潤子さんは話し声はアルトヴォイスだと思う。歌声も
なかなか高いほうも出ていて、やはり雰囲気もあり、
そこがくすぐられるところだ。オリジナル録音の
スカイレストランとその後に録音されたスカイレストランを
聴き比べるとよくわかる。微妙な大人の女性がそこにいる。
今、活動停止しているが、この声もほかに求められないものだ。


30代以降出会ったのでは


秀島史香さん。
出会いはJ-waveのピストン西沢さんとのグルーブ・ライン。
当時からヒデシーと言われた彼女のファンは多く、それでも西沢氏の毒舌にも
若く年下ということで耐えてあえて卒業。それからはいろいろな番組を持ち、
現在会えるのは、日曜6時からのFM横浜の「湘南バイ・ザ・シー」
きけるときはダイヤルを合わせます。大人のヒデシーが聞けます。


吉田秀美氏とのかけ合いでの1時間番組「Please テルミー!マニアックさん。いらっしゃ~い!」
これは都内のFMキー局では放送しておらず、ラジコのプレミアムで、タイムフリーかエリアフリー
で聞くしかない。あぁ。そういうのもあるのですな。


「世に知られない仕事屋さん、マニアックに探究する偏愛主義者さんなど、その道のエキスパートを
「いらっしゃ〜い!」とゲストに招いて、『なぜその世界に、なぜ足を踏み入れてしまったのか?』など、
色々「テルミー!」と聞きながらその世界に迫っていきます。」番組説明より。FMなのだけれど、
AMラジオの雰囲気があり、これは吉田さんのカラーかなんかまぜこぜ感がありおもしろい。


大人の女性のアルトヴォイスの魅力で迫りますな。ピストンさんとはまた違う、吉田さんのキャラとも
上手く絡みます。大人の番組です。


浜崎美穂さん
東京FM「スカイロケットカンパニー」


「スカイロケットカンパニー秘書の浜崎美保です。」この方もカーステで番組を聴いてはまった。
癒し系といわれるヴォイス。この方はアルトヴォイスではないが、笑い方が幼いのか大人なのか
わからないところがあって魅力につながっている。聞いていて、何かはまるツボがある。
話がうまいとかではなく、その雰囲気がラジオから繋がってくる。そこがよくて聞いてしまう。
また、声優というか、そのような仕事もしているのかそのあたりも上手。マンボウさんとの寸劇も
そつなくこなす。マルチタレントみたいなところがある。


男性の場合はその様なことは今までなく、好きなグループ・歌手上手い人はたくさんいるが、
「声」そのものにピンとくるケースはなかった。不思議なもんだ。



ジェフ・べック 青い風になる RIP。

2023-01-12 11:56:52 | 音楽夜話(ロック)
朝帯のラジオを聴いてたら、音楽番組でもない生活番組なのだけれど、
ジェフベックの訃報を流していた。10日に亡くなったという。
78歳。細菌性髄膜炎という。最近は闘病していたという話も聞かなかったけれど、
り患してからあまり時間がたたないうちに亡くなったのかもしれない。


一般に、ベック・クラプトン・ペイジと我々70年代は呼んでいた。
誰が好きかでもめたりもした。いいものすごいものは変わりないのに。


こんな形での別れはいつもやるせない。
ベックといえばスリー・ピース・バンドのベック・ボガード&アピスか。
あとはブロー・バイ・ブロー。どうしても当時の古いものになってしまう。
リアルなファンでないから仕方ない。お疲れさまでした。合掌。
追記
ツイッター等より選んだコメント。

矢野顕子 Akiko Yano
@Yano_Akiko
Jeff Beck が亡くなったって。。
なんかさあ。。気が抜けちゃったよ。。
午前10:07 · 2023年1月12日
·
11.3万 件の表示




布袋寅泰
@Official_Hotei
ギターの可能性を無限に広げた偉大なるギタリスト、
Jeff Beckが突然旅立った。
彼の虹のような音色はいつまでも心の空で輝き続けるだろう。
ありがとう。孤高の魂よ、安らかに。#JeffBeck
午前9:02 · 2023年1月12日
·
16.4万 件の表示




Eric Clapton@EricClapton


“Always and ever”…….. ec


Jimmy Page@JimmyPage
The six stringed Warrior is no longer here for us to admire the spell
he could weave around our mortal emotions.
Jeff could channel music from the ethereal.
六弦の戦士はもはやここにはいません。
彼が私たちの人間の感情を織り成す呪文を賞賛するために。
ジェフは、この世のものとは思えないものから音楽を導くことが
できました。


Jimmy Page@JimmyPage
His technique unique. His imaginations apparently limitless.
Jeff I will miss you along with your millions of fans. Jeff Beck Rest in Peace.
彼のテクニックはユニークです。彼の想像力は明らかに無限です。
ジェフ、私はあなたの何百万人ものファンと一緒にあなたがいなくて
寂しいです。ジェフ・ベックは安らかに眠ってください。


"Eric Clapton is a great blues player, Jimmy Page is a great rock player...
Jeff Beck is a great guitar player"
Alice Cooper on Jeff Beck
「エリック・クラプトンは素晴らしいブルース・プレイヤーだし、ジミー・ペイジは素晴らしいロック・プレイヤーだ。
ジェフ・ベックは素晴らしいギタリストです」 アリス・クーパー on ジェフ・ベック


「ストラトキャスターというギターは、僕の感情を出すのに最も適している楽器だ。
ストラトと僕の指があれば、言いたいことはすべて言える」   ジェフ・ベック


Blue Wind (feat. Jan Hammer) (Live at the Hollywood Bowl)
https://www.youtube.com/watch?v=G_Fh-IXOtho&list=OLAK5uy_mpBbKDrUgDKi4dtBFm6xzv7fXktMd3vJM&index=19



タマーシュ・ヴァーシャリ(ピアノ) 1999年11月26日 ブダペスト、リスト音楽院大ホールリサイタル

2023-01-12 11:53:58 | 音楽夜話(クラシック)
1/11


21:20-23:00 13.20-15.00 BartokRadio


ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」
リサイタルの「起」の部分。どんなリサイタルになるのか。掴みはどうか、
そういう方向になるのか、ちょっとドキドキしながら聴いている。
バーシャリは指揮を始める前は、バリバリのピアニストだったということが
よくわかる演奏。3楽章も指がよく回り緊張感も高い。


リスト: 巡礼の年 第2年 「イタリア」 S.161~ ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲
リサイタルの「承」の部分。
リストは本当に超絶技巧をもって作品を作るようなところがあって、聴きごたえがあるけれど、
こちらもそのような心構えでないと、聴きとおせないところがある。ストーリーもあるし、
終演後は客席も沸いている。一山超えた。


同: 6つの詩的思考 「慰め」 S.172~ 第3曲 変ニ長調
リサイタルの「承」の続きの部分。少し休憩も含めて、音楽の転換の部分か。
ちょっと静かに内面に沈むような感じで落ち着いてもらう。


同: パガニーニによる大練習曲 S.141~ 第2番 変ホ長調
リサイタルの「転」の部分。練習曲にしてはすごい曲だと思う。作曲家の「練習曲」に
騙されてはいけない。ステージにかけられるほどの作品も多々ある。
終演後は沸いていて、声もかかる。


ショパン: ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リサイタルの「結」の部分。リストから拍手が止んだと思ったら一息おいて弾き始めたショパン。
手の内に入っているとはいえ、流れに身を任せたような展開で、個人的なリサイタルはこのような
すすめ方もできるのだと思った。










(アンコール)同: 夜想曲第2番 変ホ長調 op.9-2
有名なノクターンを1曲。軽々と弾いている。


(アンコール)同: 12の練習曲 op.10~
a. 第4番 嬰ハ短調
かなり弾き飛ばし感はあるものの没入して弾いている
歓声が飛ぶ。


b. 第5番 変ト長調 「黒鍵」
有名な黒鍵。わかりやすい。


c. 第12番 ハ短調 「革命」
荒々しく弾く。この方の革命はそのようなイメージなのだろう。
リサイタルが継続していてその世界に入っている。


d. 第9番 ヘ短調
ちょっとペースを落としつつも厚みのある曲を持ってきて熱はある。


(アンコール)同: 12の練習曲 op.25~ 第10番 ロ短調
弾き込んでいる感じの練習曲。


(アンコール)ベートーヴェン: 12のコントルダンス WoO.14
風向きを変え、ベートーヴェンで転換する。ちょっとユーモアのある曲になっている。




(アンコール)リスト: ハンガリー狂詩曲第15番 イ短調 S.244 「ラコーツィ行進曲」
どこかで聴いてことあるメロディーが聞かれる。リストの超絶技巧がここでも展開。
これだけ弾いても疲れないのだろうか・・・。


(アンコール)ショパン: 夜想曲第8番 変ニ長調 op.27-2
落ち着いたショパンのノクターンで〆か。美しくキラキラした表現はなかなかなもの。
安定した演奏。さすがプロ。ショパンやリストに定評があるという。




タマーシュ・ヴァーシャリ(ピアノ)
1999年11月26日 ブダペスト、リスト音楽院大ホール