MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 演奏会

2023-01-24 21:51:04 | 音楽夜話(クラシック)
1.22


22:00-24:30 14.00-16.30 NL_Radio4


モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
ソリスト:アンコール: 
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)1978年オランダ。ストラディヴァリ バレール(1727年製)を貸与されている。
モーツァルトの録音はない。曲想、曲調、聞きやすさは後半の345番に共通するらしい。美しい音楽に変わりなく、
聴いていて、モーツァルトだなと思う。出てくる音も美音だし、協奏曲は積極的には聴いてこなかったけれど、
こういう機会に聴けるのはラッキーかもしれない。


ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」


21~22年にかけて、彼の4番を放送で聴いている。多分、演奏方針は変わっていないと思われる。
バランスよく鳴らして、過度な演出はない。ベートーヴェンもそうだけれど、きっちりと音楽が出来上がっている。
その意味では、無理無駄がない。個人的には大伽藍が立ち上がる感じの演奏も嫌いではないけれど、
彼のアプローチがそうなんだからと受け入れている。一回でも余計に聴いていたい一人だ。
4番はデンオンでシュターツカペレ・ドレスデン、デッカでサンフランシスコ響、全集でのライプツィッヒ・ゲヴァント
ハウス管、そして今回の放送はロイヤル・コンセルトヘボウと追っかけていくとキリがない。
いろんなオケとタクトを交えているが、彼なりのブルックナーが展開されて、楽しみは尽きない。ここでは版の問題も
目をつぶっていられそうだし。


ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2023年1月21日 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホールから生中継



ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団演奏会

2023-01-24 20:20:17 | 音楽夜話(クラシック)
1.21


03:03-05:00 19.03-21.00 SRP2


ベルク:7つの初期の歌
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ヨハンナ・ワルロート(ソプラノ)
スウェーデン放送女声合唱団 damröster ur Radiokören
ダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団
2023年1月20日 ストックホルム、ベルワルド・ホールから生中継


より、ホルスト:惑星。
火金水木土天海 


火)ハーディング独特の入り方。なんかおどろおどろしい感じが、引き込まれる。ゆったりしたテンポで、
音符もギリギリ伸ばしているところがある。それが緊張感を生むのだろうと思う。曲に対する食い込み方が凄い。
金)丁寧にある意味少し重い金星、平和をもたらすのには色々の策があるのだろう。
水)アメンボのようにすいすいというわけではないけれど、流れよくすすんんでいる水星。
木)テンポ感もよく聴かれているだけあり、変な演奏はできないものの、どっしり感があり演者も気合が入っている。
流れもいい、イギリス民謡もよく歌っている。
土)重く引きずるような土星。これで緊張感が続くのも凄いな。十分長い土星。
天)魔術師鳴らすなぁ。迫力あり。おどろおどろしさもあり。
海)これはコーラスが弱音でそのうち聞こえなくなる普通の終わり方で安心できる。
指揮棒が下りるまで拍手はなく、フライング・ブラボーもない。いいお客さんでよかった。
ハーディングは実力つけたと思う。


1月23日生まれのジャズマン ジャンゴ・ラインハルト ゲイリー・バートン

2023-01-24 19:11:29 | 音楽夜話(ジャズ)


1.23


Django Reinhardt (Guitar) 1910–1953. 生誕113年 没後70年


ジプシーjazzのパイオニア。抒情的なギターもそそる。後進も出て、そのジャンルの代名詞みたいな
存在になる。古い録音なので、ベストみたいなものを聴くことが多かった。ジャンゴは18歳の時大やけどを負い、
その後の練習の成果で独自の奏法とスタイルを築いた。左手の人差し指中指で運指していく、それも早いフレーズも
スケールも弾きこなしている。詳しいことはわからないけれど、独特の音階もそこで作られているのではないかと思う。
セルマーのギターもトレードマークだし、一世風靡した。音楽が染みるひとはなかなかいない。


Django Reinhardt - Djangology compilation (Gypsy Jazz)
https://www.youtube.com/watch?v=CliGBQb4xEA&t=1208s


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Gary Burton (Vibraphone) in 1943. 80歳おめでとう。


近年、引退されていると思う。最後のツァー相手に小曽根 真氏を選んでいたと思う。
DUOというと、チックコリアとのものが印象深くいまも残る。
それ以外にも名盤を残しているし、4本マレットというのもやはり達人だと思う。
ミストーンも感じられないし完璧感が半端ない。それが彼の良さだったりもする。
メセニーのボスはバートンだったりするけれど、コンコードレーベルでもこのようなシリアスな
アルバムも出したりするんだと思った。バートンはいつもクールだ。


Like Minds
https://www.youtube.com/watch?v=D0viwipxHAk&list=OLAK5uy_ms-PRDnEUGK1o3ncDcURd0MrMKQRGvJ6A&index=1


1月22日生まれのジャズマン J.J.ジョンソン

2023-01-24 19:09:04 | 音楽夜話(ジャズ)
1月22日生まれのジャズマン 


J.J. Johnson (Trombone) 1924–2001. 生誕99周年 没後22年


J.J.といえば、トロンボーン。それもスライドトロンボーン。決してバルブというなかれ。
それは、ボブ・ブルックマイヤーがいる。細かいフレーズも吹き切る実力を持ち、トロンボーンの
芸域を広げた。でも歌ものも巧みにこなせる。リラックスした空気も作れる才人だ。


Live at the Opera House [Bonus Track Version]Stan Getz,J.J. Johnson
https://www.youtube.com/watch?v=wDig-qZlwpk&list=OLAK5uy_k68mfa5Zon6tNPQGOXWnaJz3RaZSQi8cA